How to

iOS版アプリ「Cubasis」にDropboxから音源ファイルをインポートする方法

2018.09.11

iOS版アプリ「Cubasis」にDropboxから音源ファイルをインポートする方法のアイキャッチ画像

PC版Cubaseに引けをとらないと噂されているCubasisを購入してみた

※この記事は2016.03.25に公開した内容を再編集したものとなります。

私は趣味でバンドをやっております。どんなジャンルかというと、グランジ、インダストリアル、テクノ、ファンクあたりをごちゃ混ぜにした音楽です。昔で言う「ミクスチャー」ってやつですね。

色んなジャンルの音楽性を取り入れているため、時にはメンバーのみでは再現できない音(生で全て演奏しようとすると何人メンバーがいるんだよ!)が出てきます。

そんなときに大活躍してくれるのがDAWソフト。DAWというのは「Digital Audio Workstation」の略語で、録音、編集、ミキシングなど一連の作業が出来るシステムのことです。

そんなDAWの代表ソフトがドイツSteinberg社(現在はYAMAHA傘下になりましたね)の「Cubase」。非常にわかりやすいUIで使い勝手もよく、昔から使用していました。

バンドでどういう使い方をするかというと、生演奏では再現できない効果音やシンセの音などをCubaseに取り込み、それをスタジオ、もしくはライブでPCから音源を流し生演奏を合わせる。いわゆる「同期もの」と呼ばれるものです。

こんな感じで演奏します。

使っている機材はCubasisではありませんが、やっていることは同じ同期ものです。ドラマーがイヤフォン付けて聴いているのは、音源、もしくはクリック音を聴いて音源に合わせて叩いています。昔に比べるとこういった同期ものって当たり前になりましたねえ。

そんな同期ものをする上で欠かせないDAWソフトCubaseが、iOSアプリ(iPadのみ)に登場し、しかも6,000円(2016年3月当時)なんて!

アプリと考えるとお高いですが、DAWソフトと考えると圧倒的な安さ!「Auria」も検討しましたが、やはり使い慣れたCubaseのUIからは離れられないのでCubasisで決まり!

何よりiPadとオーディオインターフェースだけをスタジオに持っていくだけでいいなんて!いい時代になりましたねえ。

これ、どうやって音源取り込むの?

PCのCubaseなら音源ファイルををペタペタトラックに貼っていくだけの簡単な作業なんですが、Cubasis…これ…どうやって取り込むの…??状態になりまして戸惑いました。調べてみると、なんと「Dropbox」を使って取り込むことができるんですね。他にもiTunesから取り込むことも出来るみたいですが、やはりDropboxの方が便利ですよね。

Dropboxに音源をアップロードする

Dropboxって何?という方はすいません、Googleさんで調べてください。簡単に言うと画像や、ファイルをインターネット上(クラウド)に保存できるサービスです。保存したデータは、PCやスマートフォン、タブレットがあればどこからでも利用できるのがポイントです。

まずはPCからDropboxにアクセスし、音源ファイルをアップします。

まずは管理しやすいように右上にある「新しいフォルダ」をクリックしフォルダを作成。

フォルダ名は任意ですが、私は分かりやすいように「アプリ」と名前を付けました。

さらに「アプリ」フォルダをクリックし「Cubasis」用フォルダを作成。

さらにその中に任意の名前(曲名が管理しやすいと思います)でフォルダを作成しファイルをアップロード!

次はiPadに移り「Dropbox」アプリを起動(入れて無い方はApp Storeでダウンロードしてね!)。PCで作成した同階層まで移動、取り込みたいファイルをタップし、右上にあるシェアアイコンをタップし「別のアプリで開く」をタップ。

するとエクスポート(取り込み)が始まります。※どうやら1ファイルづつしかエクスポートできないようです…。

エクスポートが完了すると「Cubasisにコピー」アイコンが出てくるのでタップ。

コピーが完了するとCubasisに移行されるので左上の「MEDIA」をタップ「Audio」をタップしファイルがコピーされているか確認してください。

あとはMEDIA内の「Projects」から「Create New Project[Template]」をタップし、プロジェクトを作成、MEDIA内の「Audio」を選択しコピーされたファイルをダブルタップすると…。

トラックデータが作成され音源ファイルが貼り付けられました!

いかがでしたでしょうか。意外と分かりづらいCubasisへの音源ファイルの取り込み方法、おわかりいただけたでしょうか。皆様にとって有益な情報であれば幸いです。

それではいい音楽ライフを!

SHARE

Sponsored Links

この記事の筆者

デザイナー 芳村 明文

デザイナー 芳村 明文

カテゴライズしたらきっとデザイナーのはず。音楽(洋楽をジャンル問わず雑多に貪る)、欧米テレビドラマ(シットコム)が好き。バンドではVocalとGuitarを担当。

PRODUCTION REQUEST

音源制作のご相談はお気軽に

平日 9:00〜18:00

TEL06-6537-9941

株式会社ゼロワンアース
〒550-0012 大阪府大阪市西区立売堀2丁目5−41合田ビル6F

制作を依頼する