2018.02.26
コーディング
URL正規化に使うcanonicalタグとは
Webのページでは、様々な理由から複数のURLにわたって同一のコンテンツが存在していることがあります。これに伴い「どのURLがこの情報の正式な URLか」を検索エンジンに伝える仕組みの導入を、URLの正規化といいます。
なかでもcanonicalタグによる正規化は比較的新しい仕組みです。今回はこのcanonicalタグの使い方について紹介します。
URLの正規化とは
例えば以下の3つのURLがそれぞれリダイレクトされずに同じページに繋がっているとします。
https://01earth.jp http://01earth.jp/ https://01earth.jp/index.html
このままだとgoogleなどの検索エンジンは、それぞれを別のページだと認識してしまい、インデックスやページの評価が分散してしまいます。これを防ぐために行うのが正規化です。
canonicalタグの使用例
canonicalタグでの正規化の場合、以下のように記述します。
<link rel="canonical" href="https://01earth.jp">
canonicalタグは必ず絶対パスで記述し、タグはhead要素の中に記述します。body要素の中で記述すると無視されるようです。ECサイトなどで型違いや色違いなどの類似商品がそれぞれページを持っていたりする場合、canonicalタグの使用が推奨されています。また、PCサイトとスマートフォンサイトでURLが異なっている場合も利用したほうが良い場合でしょう。
まとめ
canonicalタグは重複ページが存在するときに、どのページが最も大切なページかを検索エンジンに伝えるものです。記述ミスで存在しないURLを書いてしまったりしないように注意しつつ、正しく使ってメリットをしっかり活用しましょう。