2018.07.09
コーディング
フォームのデフォルト表示「placeholder」のスタイル編集とselectタグでも実現する方法
テキストエリアやinputタグを使うフォームのパーツに、うっすらと記入方法のヒントや注意書きが書かれており、実際にテキストを記入し始めるとヒントの文字列は消える…このテキストのことをplaceholder プレースホルダー
といいます。
inputタグやtextareaタグには機能として表示方法が実装されていますが、文字色や見た目の編集にはベンダープレフィクスによる指定が必要です。
今回はそんなplaceholder
の実装とスタイルの編集方法、あわせてplaceholder機能のないselectタグでも同じ機能を実現する方法を紹介します。
inputタグとtextareaタグでのplaceholder
inputタグとtextareaタグではplaceholderは機能として実装されており、placeholder
属性で指定できます。
See the Pen ZRgdYv by hoshu_t (@hoshu_t) on CodePen.
見た目の編集には以下のベンダープレフィクスを使用します。コロンの数に注意しましょう。
amp;:placeholder-shown amp;::-webkit-input-placeholder amp;:-ms-input-placeholder
わかりやすく赤文字にした使用例が以下です。
See the Pen dKxBYE by hoshu_t (@hoshu_t) on CodePen.
selectタグでのplaceholder
selectタグではplaceholder属性は実装されていません。スタイルで見た目を操作することによって同じ機能を実現します。方法は以下です。
See the Pen GGVbjp by hoshu_t (@hoshu_t) on CodePen.
optionタグの1つ目にplaceholderとして表示したい文字列を入力します。これにdisplay: none;
をかけることでplaceholderとして実装できます。文字色はselectタグに指定し、項目の色はoptionタグで指定します。
まとめ
placeholderがあるとフォームのユーザビリティを高めたり、見た目をすっきりさせる効果が得られます。ユーザーにわかりやすいフォームを設計することでコンバージョンに繋げましょう。