2016.08.29
2020.01.06
ホームページ制作関連
Googleモバイル検索から「スマホ対応」のラベル表示が削除される方針と発表
現在、Googleのモバイル検索の結果表示に、モバイルに対応されていると認識されているWebサイトには「スマホ対応」というラベルが付きますが、このラベルを削除するという方針を、2016年8月23日、米Googleより明らかになりました。
情報引用元
Google Webmaster Central Blog
「Helping users easily access content on mobile」
https://webmasters.googleblog.com/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html
モバイル対応が定着
もともと、このラベル表示が実装されたのは2年ほど前となりますが、当時は今よりもWebコンテンツのモバイル対応が進んでおらず、Googleとしてはユーザーのコンテンツ利用を円滑にさせる目的があり、この機能を実装させたり、ランキングシグナルとして利用し、コンテンツのモバイルフレンドリー化を促進してきました。
このような流れの中、現在では検索結果に表示されるWebコンテンツのうち、約85%程がGoogleのモバイルフレンドリー基準を達成しているため、モバイル対応表示の役割が達成されつつあるとも見ることができます。
検索結果画面をよりシンプルに
モバイル対応が定着した今となっては、表示させる理由も少なくなりますので、それであれば、検索結果画面をよりシンプルにするという目的を優先させることにシフトするようです。
ランキングシグナルの要素は引き続き継続
「スマホ対応」の表示は削除される予定ですが、モバイル対応が検索ランキングシグナルの要素となる点は引き続き継続され、従来通りに変更は無いようです。
モバイル対応することは、もはや普通のこと
このGoogleの方針変更を受けて思うことは、2年前から最近までのモバイル対応とは、対応されていないWebサイトよりもユーザーフレンドリーで、メリットがあるという考えがありました。しかし、今やモバイル対応自体が”普通”なこととなり、対応されていないことのほうが問題で大きなデメリットとして捉えるべきだと思います。
Webサイトのモバイル対応についてお考えの方は、今回のGoogleの発表を重大な方針発表と考えて、ご検討されてみてはいかがでしょうか。