2016.05.02
2020.01.06
ホームページ制作関連
重要なのは利用ユーザーの目線!「わかりやすく使いやすい!」Webサイトづくり
Webサイトデザインの見た目のカッコ良さや、各所に散りばめられた装飾は一見するとWebサイトという作品としては華やかで価値が高いようにに思えます。もし、そのWebサイト内のオブジェクト達が利用ユーザーにとって意味のあるものであれば、確かにそれは素晴らしいものです。
しかし、それらが「単なる飾り」や「間を埋めるための物」という意味だけで置いてあるものであれば、それは利用ユーザーの邪魔をしている可能性が考えられます。
ブレないサイトの目的と指針の決定
Webサイト制作の序盤工程では、まずユーザーに何を伝えてどうして欲しいのかを明確にし、伝えたい情報とサイトの目的を確定します。ここで確定させた内容はWebサイトの核となり、全ての指針となります。
以降の制作工程でもここがブレないようにすることが重要です。
利用ユーザーの目線に立った画面設計とデザイン
確立した指針を元に画面設計図(ワイヤーフレーム)を作成していきます。ここからは常にWebサイトを使うユーザーの目線に立ち、
- どの位置にどういった情報を配置すべきか
- 画面内の機能にはどういった役割を持たせるのか
それを考えながら構成していきます。
よりわかりやすく使いやすくするためのデザイン
デザイナーの制作工程でも利用ユーザーの目線に立つということは変わりません。画面設計図を元に情報をブラッシュアップしてデザインに落とし込んでいきます。しかし、ここでのブラッシュアップとは、装飾を施して賑わいを出したり、意味なく色を付けて豪華に魅せるということではありません。
もちろん、Webサイトの目的やテーマにもよりますが、あくまでも基本概念は
よりわかりやすく使いやすいものにすること
そのために、ユーザーの操作をサポートするオブジェクトを配置したり、伝えたいフレーズやテキストを文字サイズや余白を使って目を引かせるように構成するなど、その一つ一つに意味を持たせ情報をデザインしていきます。
見にくい、使いにくいが最もマイナス
Webサイトにとって最悪の結末は、ユーザーに「見にくい・使いにくい」と感じさせてしまうことです。こうなれば、ユーザーが再びWebサイトに訪れる可能性は無くなりますし、企業サイトの場合はかえって悪印象を持たせてしまうかもしれません。
そのオブジェクトは利用ユーザーには必要か?
Webサイトは利用するユーザーの目線を第一に情報設計しています。
ユーザーのサポートになる要素や機能であればもちろん加えるべきです。しかし、単に「見た目の映え」を加えるためのものであれば、それは操作の妨げになりかねないため、過度に配置すべきではありません。
自社のWebサイトに対するこだわりは非常に理解できます。しかし、利用するユーザーを置き去りにしては本末転倒です。あくまでもWebサイトを利用するのはユーザーです。その目線に立ち、基本指針がブレない「わかりやすく使いやすい」Webサイト作りを目指して行きましょう。