2016.05.10
2017.05.29
ホームページ制作関連
404?503!?慌てずステータスコードの意味を読み解こう
そもそも404や403って何だろう?
404や403などのサイト閲覧不可時に表示される数字、これは正しくはHTTPステータスコードといいそれぞれの数字には意味があります。
制作したサイトがステータスエラーで見れない場合、この数字の意味がわかっていれば原因解明の糸口となるので、今回はそんなHTTPステータスコードについて説明します。
HTTPステータスコードとは
簡単に言うとWebサーバーからのレスポンス状態を表す数字です。ブラウザからインターネット閲覧をするなどサーバーに情報をリクエストした際の、サーバーからのレスポンスにHTTPステータスコードが含まれます。
数字の種類
よく目にするのは404や503といった数字かと思いますが、HTTPステータスコードは100番台から500番台まで種類があります。百の桁ごとに意味があり、それぞれ以下のような分類となっています。
- 100番台 リクエスト情報処理中
- 200番台 リクエスト処理成功
- 300番台 リダイレクト処理
- 400番台 クライアントエラー
- 500番台 サーバーエラー
100~300はエラーを表すものではないところがポイントです。
よく見るステータスコードについて
302 Found(Moved Temporarily)
情報の中身が一時的に移動していることを表します。サイトリニューアルなどで表示されることがあります。
401 Unauthorized
認証が必要というコードで、認証ダイアログのIDとパスワードを間違えたり、入力をキャンセルした際に表示されることがあります。
403 Forbidden
管理者以外アクセス不可の場所で表示されます。サーバー側で見えないように設定してある領域はこの表示が出ます。
404 Not Found
リクエストしたページが見つからない場合に返されるコードです。リンクURLのミスや、削除されたページへのアクセスなどで表示されます。
500 Internal Server Error
サーバ側の何らかのトラブルによってエラーを表すコードです。.htaccessの設定ミスやCGIの誤動作で表示されることがあるので、編集した際は確認をしてみましょう。
503 Service Unavailable
Webサーバの過負荷状態で一時的にWebページが表示できないときやサーバーメンテナンス時などに表示されます。
HTTPステータスコードは他にも多くの種類がありますが、それぞれ数字ごとに意味が定められています。特にエラーコードが表示された場合は数字の意味を調べることで、素早く適切に対処することができるでしょう。
最後に余談を一つ。
404エラーページをユーザーフレンドリーに
404エラーページが編集できる場合は、オリジナルの404ページを作ることが推奨されています。404ページからリンクを貼るなどすれば、探している情報の場所をユーザーに知らせたり、サイト内をさらに探すよう促したりできるからです。