Photoshop CCの新機能「マッチフォント」がどこまで認識するか試してみた

Photoshop CCに追加されたマッチフォントとは

2016年6月20日にPhotoshop CCがアップデートされました。

様々な機能が追加、改変され、戸惑う部分もありますが便利になった機能もありますね。そんな中で大きな追加機能といえばやはり「マッチフォント」でしょうか。

マッチフォントとは画像などに記載されているフォントを分析し特定する機能です。

今までネットで検索したり、アプリを使ったり、自社のフォント見本帳からページをめくりながら探したりと非常に困難だったものが、この機能を使えばPhotoshopさんがすぐに検索してくれるありがたい機能です。あのサイトで使っているフォントなんだろう?とかクライアントが「こんなフォント使いたいんだよねー」ってパンフレットなどの紙媒体を出してきたりした時に非常に便利ですね。

そんな「マッチフォント」ですが、一体どこまでちゃんと認識してくれるのでしょう?これは試してみる価値がありそうです。

というわけで試してみた

まずはフォントを選定(今回はCentury Gothicを選択)しドキュメントに記載します。

今回は150pxから12pxまでの段階を付け、どこまで認識するか勝負です。

まず150pxで試してみましたが流石です。ちゃんと検索のトップに出てきてくれました。

その後100px、50px、25pxと検索を続けましたが、やはり小さくなると段々検索の順位から下がっていきます。

最後に12pxで検索すると…

やはりと言うかなんというか、とうとう検索結果から消えてしまいました!

結果:ある程度の大きさや解像度が必要!

優秀ではありますが、やはり限界があります。文字が小さかったり画像が荒れている状態だと厳しい面がありますね。でも感想としては「非常に優秀である!」と私は思いました。後は「ひらがなや漢字」で検索(日本語フォントで欧文を打つとできるけど誤判定も多い…)できればいいんですけどねえ…。難しいかな。

お願いしますよ!Adobeさん!

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