2018.10.16
2018.10.17
Photoshop
2018/10/16にアップデートされたPhotoshop CCの便利機能をチョイスしてみた
2018年10月16日(火)にAdobe関連のアプリが次々とアップデートされました。
その中でも使用頻度の高いPhotoshopで結構大きなアップデートがありましたので、Webやグラフィックデザイン制作の現場ですぐ活用できそうな機能をピックアップしてみました。
取り消し機能の変更
今回のアップデートで意外と嬉しい機能がこの取り消し(「Ctrl + Z(Win)」「Command + Z(Mac)」です。
今までの取り消しは一度のみで、それより前に戻りたい場合は「Ctrl + Alt + Z(Win)」「Command + Alt + Z(Mac)」か「ヒストリーモード」で戻るというちょっと面倒なシステムでしたが、これが簡略化された感じですね。これは意外と嬉しい。
矩形ツール作成で基準点が無くなった
これも意外と嬉しい機能。今回のアップデートで矩形の作成時にデフォルトで「基準点(中心点)」がなくなりました。
小さな矩形を選択する時にこの基準点が非常に邪魔に感じていた筆者にとっては、かなり嬉しい変更です。
移動ツールからダブルクリックでテキスト編集ができるように
これが一番嬉しいかも知れない!
今回のアップデートでは「移動ツールからテキストレイヤーをダブルクリック」すると「テキスト編集」が選択されるようになりました。これでいちいち移動ツールから文字ツールに切り替えることなくテキスト編集が可能に…。
なんで今まで無かったんだろう??
様々なツールでライブプレビューができるように
これも地味に嬉しいですね。レイヤーパネルやレイヤースタイルなど、色んな部分でライブプレビューが採用されています。
オブジェクトの均等配置方法の追加
これも嬉しい機能です。今まで複数のオブジェクトを均等配置するにはオブジェクトの「基準点」からの均等配置でしたが、今回のアップデートで「オブジェクトで均等配置」できるようになりました。これも地味に嬉しいですね。
数値入力時に計算できるように
最後はこの機能。数値入力時に足し算、引き算、掛け算、割り算などができるように。
例えば文字の大きさを変える場合、今まではマウスで数字を選択して数値を打ち込むか、数値をクリックしキーボードの移動キーの上下で数値を変えていましたが、数値、もしくは単位の後ろから「+(足す)数値」や「/(割る)数値」など計算が出来るように。これ、矩形の変形や画像の拡大縮小、オブジェクトの移動時などにも使用できるので地味に便利になりますね。
最後に
他のアプリでは割とできる機能ばかりじゃん!と言われればそれまでではありますが、Photoshopで出来るようになったことを素直に喜びましょう! これでまた一つPhotoshopが便利になりましたね。
※2018年10月17日に改定しました。