2016.08.18
2017.07.26
WordPress
wordpress独自のよく使う条件分岐タグ
wordpress環境でこそ役に立つ独自のタグ
wordpressには独自の条件分岐タグが多くあります。特定のページや投稿タイプを条件として指定するだけでなくその中から特定の記事だけを分岐させることもできるなど、使い方を知ると大変便利なタグです。
今回はその中でも使用頻度が高いであろう幾つかのタグについて紹介します。
is_front_page()
サイトのトップページが表示されているかどうか判定します。
サイトのキービジュアルなどトップページにのみ表示したいものに使います。
is_single()
投稿記事の詳細ページが表示されているかどうか判定します。
括弧内に記述を追加することで投稿IDやスラッグで記事を絞ることもできます。
is_page()
静的ページ、固定ページが表示されているかどうかを判定します。
is_single()と同じくページIDやスラッグで絞ることができます。
is_category()
投稿のカテゴリーページが表示されているかどうかを判定します。
追記部分に数字を入力することでカテゴリIDでの絞り込みを、またスラッグで絞ることもできます。
is_archive()
投稿の一覧ページ、アーカイブページが表示されているかどうかを判定します。
括弧内にパラメーターを指定して利用することはできません。
例えば上記のタグを利用してサイト内の見出しをコントロールした場合、if文などの一般的な条件分岐タグと組み合わせることで以下のように記述できます。
<?php if ( is_front_page() ): ?> <h1>トップページ</h1> <?php elseif( is_single() ): ?> <h1>投稿ページ</h1> <?php elseif( is_page('company') ): ?> <h1>会社概要ページ</h1> <?php endif; ?>
トップページの場合は「トップページ」、投稿の詳細ページの場合は「投稿ページ」、companyという名前の固定ページの場合は「会社概要ページ」と表示する例文です。
一般的な条件分岐タグやwordpressのテンプレートタグと組み合わせることでもっと平易に各ページの見出しを設定することもできます。
うまく利用することで効率的なコーディングを実現することができるでしょう。