KPI設定はシンプルさが重要!分析項目をグループ化し見る項目を少なくする

Web戦略において、目標を明確にしそれを達成するために見るべき指標を考えるKPI設定は、アクセス解析の大切な部分です。しかし、評価する指標を多く設定してしまうと、本当に必要な指標数字が埋もれて見づらくなってしまう可能性があります。

KPI指標は多ければいいわけではない

たとえばGoogleアナリティクスのレポートでも、セッション数、ページビュー、離脱率など非常に様々な指標項目があり、それぞれが重要な指数となり得ます。しかし、それらをあれもこれもと追いかけてしまうと、分析に多くの時間と労力が必要となり効率が悪く適切な分析の妨げになる可能性があります。

KPI設定をグループ分けしてシンプル化

多くの指標も、一つひとつ着目すると全体が見えにくくなるため、まずは指標項目を性質ごとにグループ化して固まりとして見るようにします。

たとえば、

「アクセス(セッション)」
そこに「デバイス別」と「ページ別」だけのグループを設定。

「離脱率」「直帰率」
ページを去ってしまうユーザーはどのページなのか?という一つのKPIグループを設定。

このように、まずは分析する目的ごとに指標をグループ分けして、その固まりとして絞り込んで評価すると、着目する点がシンプルで見やすくなります。

KPI設定は目標に向かって動くためのもの

目標の設定があってこそそれに向かった施策が打てるもので、進むべき方向が見えてこそ改善の努力ができます。KPI設定は、その目標の達成度を測るためのものなので、KPI設定が複雑であれば計画は頓挫し、本末転倒となってしまいます。
そうなっては元も子も無いので、先ずは向かう方向性をシンプルに分かりやすくすることを試されてみてはいかがでしょうか。

通常版を見る