2020.08.05

Webマーケティング

YouTubeチャンネル登録者数1000人までにやったこと

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チャンネル運営の考え方は多種多様、目的や目標によって様々な道があります。 私の場合、短期間で成果を求めるのではなく継続することに重きを置いていますが、 なにも特化した能力を持たない私がチャンネル登録者数1000人を達成するまでにやってきたことなどを記録しておこうと思います。長文ですが何かのヒントになれば幸いです。

YouTubeを始めたきっかけ

2018年7月19日人生ではじめてYouTube動画をアップしチャンネル運営をはじめました。

YouTubeをはじめる動機は様々だと思いますが、私の場合は所謂ユーチューバーになりたかったわけではなく 年齢と共に新しいことに挑戦することが億劫になってきている自分が嫌で変わりたかったという想い、 仕事や家庭で時間に制限がある中で何か音楽活動を続けたいという想い、この2つが大きな理由となります。

そして会社の時間を使って運用する以上、 成果を追う必要があるのですがそれはYouTubeによる収益ではなく、 新たな出会いや機会、選択肢が出現しビジネスの幅が広がることと捉えています。

事前準備

チャンネルのコンセプトと独自性

何かを始めるときにコンセプトを決めておくことは非常に重要です。 チャンネル運営においても同じで、全体を貫く基本的な考え方がなければ内容がブレブレになってしまい、 特定のファンを獲得することのハードルは高まります。

※演者に圧倒的な魅力があればノープランでもOKの場合もあります。

そして独自性についても考える必要があります。 ネットの世界では情報があふれかえり、YouTubeにおいても100%新しいことを始めることは凡人には難しいと言えます。 常に後発である可能性が高いことから先発との違い、すなわち独自性を加えていかなければ劣化コンテンツの量産といった結果となってしまいます。

私の場合、取り扱う話題はギターやベースというのは決めていましたが、 自分には何一つ突出した能力はありません

特別演奏がうまいわけでも知識が豊富なわけでもない。
つまり突出した能力で独自性を出すことはできません。

こんな自分に魅力あるコンテンツを作れるのか?
自問自答を繰り返しあれこれ考えていたのですがある結論に達しました。

「音楽系チャンネルを始めるためには突出した知識や演奏力が必要」という固定概念。 これを逆手にとって、「どこにでもいるレベルの人間が試行錯誤しているチャンネル」は 独自性になるのではないか。

こうしてありのままの自分で始めることで独自性を出すことにしてみました。

そしてコンセプトは「ギターやベースの楽しさを視聴者と共有する」 この一点に絞りました。

こんな設定で大丈夫なのか?はじめるまで不安もありましたが 昔近所で人気者だったギターいじりが趣味のおじさんの事を思い出し、 そんな立ち位置を目指すことにしてみました。

チャンネル運営の目標

はじめるからには目標も重要です。 目標設定で重要なのは具体的な数字と期間を区切ること。

YouTubeであればまずはチャンネル登録者数1000を目指す人が圧倒的に多いと思います。

私の場合は2020年11月11日までに登録者数1000人を目標にしつつ、 さらに「動画100本以内に達成できなければ辞める」という条件も加えていました。

100本という数字の妥当性はさておき、このような条件を設けたことは非常に良かったと感じています。 まず間違いなく100本は続ける覚悟と、残り何本で何人増やさないといけないといった明確な数値が見えるため、 今すべきことや考えなければならないことが明確になりモチベーション維持にも役立ちました。

結果として2020年6月18日に動画93本目にして登録者数1000人を達成することができました。

約2年の月日を要しましたが、 突出した能力がない凡人の私でもあきらめずに続けることで達成できることを証明できたと思っています。

内訳としては、はじめの1年目は更新頻度も低く約100人、2年目の1年間で約900人増えたのでしっかりと運用すれば1年で1000人という目標が適切かもしれません。

チャンネル名を考える

チャンネル名は興味を持ってもらうための要素と、何をやっているのか連想できる要素の組み合わせにすることに。 色々考えた結果「元バンドマン社長ch」というチャンネル名にしました。

元バンドマンで社長というのは一定のインパクトがありそうなのと、バンドというワードから音楽系を連想できるため、 個人的には良いチャンネル名になったと思っています。

運用スタート

序盤はとてもつらいのが現実

1本目の動画を上げる頃は、自分の中でいろんな構想や夢が広がっているのでとても楽しかったです。 ただ次に待ち受けているのはとても厳しい現実です。

当然ですがアップしても再生されることもなく、誰からも反応はありません。 始めたことによるテンションで2本目3本目くらいまでは乗り切れるのですが、4本5本と上げても反応がないと中々精神的にやられます。

私の場合序盤はテストと割り切り、どのような内容にすれば反応があるのか探るために戦略的に内容を分散していので、 「たまたまこの内容はだめだった」と自分に言い訳をして精神的ダメージを分散していました。

  • 1本目:中古機材購入のノウハウ系
  • 2本目:演奏系
  • 3本目:メンテナンス系
  • 4本目:メンテナンス系
  • 5本目:音の比較系

幸いにして5本目の比較動画で少し再生が伸び、コメントなどの反応があったことでなんとか無反応の洗礼を乗り越えることができました。 やはり私のように無名で突出した能力がない場合、序盤である程度反応のある動画が作れるかがモチベーション維持の肝になると感じました。

その後に関してですがやはり総合するとチャンネル登録者数100までは時間もかかり精神的にもきつかったですが、 100人の壁を乗り越えて300人ほどになると急激に楽しくなりました。

動画を上げるたびにコメントや高評価・低評価といった何かしらの反応が必ずくる状態は閑古鳥を経験しているからこそ、 めちゃくちゃ楽しくなる瞬間でした。

コンテンツの良し悪しの判断

突出した能力がないからこそ、1つのアプローチに固執することなく動画を上げることができたのは1つのメリットだったと感じています。

反応が悪いものは辞めて、良いものはシリーズ化するなど柔軟に対応することができました。 また視聴者さんのコメントに耳をかたむけ、どのような動画を求められているかを常に意識するようにしていました。

序盤は特に再生数も少なく1日の再生数5回前後なんてこともざらでしたが、 ただ再生数が悪いからと言ってコンテンツが悪いとは限りません。

なぜなら序盤は誰のタイムラインにも動画が表示されておらず単純に露出がほぼゼロの状態だからです。 ここで私が行ったのはアドワーズ広告の利用。 自信のある動画を広告で表示させて需要の有無をチェックしました。

例えばギターの弾き比べ動画は広告を出すことであっという間に5000回ほど再生されたため、 露出さえあれば再生される動画であることがわかりました。

逆に僕がギターを練習する動画は広告をつけても全く再生されず需要がないことがわかりました。

このように序盤は露出がひくいため市場調査としてアドワーズ広告を利用する方法は本当にお勧めです。

動画公開のペースについて

本格的なユーチューバーを目指すなら序盤の毎日更新は必須かもしれません。 ただ、毎日更新で成果を出せる人はほんの一握りであることは間違いありません。

単に毎日動画をアップするだけであっても相当ハードルが高いうえに、 コンテンツとして成立した内容で毎日アップするのは至難の業と言えます。

これができる人は努力を含めた天才だけだと思っています。

では凡人はどのようなペースが最適なのか、 私の経験においては

  • 勝負をかけたい時期:週3回
  • 通常時期:週1回から2回

といったイメージです。

YouTubeで生活していくといった目標の方には参考にならないかもしれませんが、 仕事や家庭をもちながら続けていくことを想定するとこのペースがおそらく限界だと思います。

私の場合、撮影自体は業務時間を利用していますが企画、編集も全て1人で運用していたので 仕事の状態によっては週1回を死守するのも難しいこともあります。

実際1ヵ月以上更新できなかった時期は何度かありますが、 無理が重なるといずれ嫌になって辞めてしまうことはわかっていたので、 優先順位をしっかり付けたうえで続けることを前提に無理なく進めることが長続きの秘訣だと感じています。

ある日突然再生数が伸びた

特に目立ったヒット動画も生み出せないまま(広告を除く)5本、10本と公開しているとある日突然1本目にアップした動画の再生数が伸び始めました。 アナリティクスをみるとどうやら機材に興味がある方のタイムラインに表示されはじめたようで、 この動画のおかげでチャンネル登録者数が増える速度が加速しました。

YouTubeのAIに認められたという感覚もあり、定期的にこのような動画を作ることがチャンネル運用の要になるということが実感として分かった瞬間でした。

プレゼント企画

プレゼント企画はチャンネル登録者数を増やす1つの手段として最適ですが何点か注意点もあります。

単なるバラマキは危険

例えばギフト券など誰がもらっても嬉しいようなプレゼントは応募締切と同時に登録を解除される率も高く、 さらにプレゼント目当ての視聴者を他の動画に誘導することも難しいため費用対効果は高くないといえます。

有効なのはチャンネルとリンクしたプレゼント

どのようなものを設定してもプレゼントのみを目的とした方は一定数発生しますが、 チャンネルとリンクした内容のものをプレゼントすると新規のファンになってもらえる確率があがります。 私の場合、機材のプレゼントを何度か行いましたが応募する方は少なからず楽器に興味があるため(転売目的を除く)プレゼント企画をきっかけに他の動画を見てもらえる可能性が高くなります。

プレゼント企画発動のタイミング

プレゼント企画は新規ユーザー獲得のために行うため、ある程度の本数動画がアップされていること、そして自信作や反応がよい動画が最低1本はある状態が好ましいです。

継続するために必要な事

やる気が満ち溢れている時期は何の問題もないのですが、やはり反応がない期間が長引くと精神的負荷は大きいです。 またどんなに頑張って動画を作っても1000人未満であれば広告収入もありませんので事前に「なぜ自分はYouTubeをやるのか」を明確にしておかなければ継続は本当に難しいです。

私の場合は元々収益は撮影用の備品購入の足しになればいいかなといった程度でしかとらえておらず、 大きな狙いとしては続けることで新たな出会いや機会、選択肢が出現することを期待しています。

実際、YouTubeを続けたことでプロギタリストと知り合うことができたり、 本業のWEB制作においてもYouTube運用のサポートをして欲しいといった相談が舞い込んできたり、 これまでになかった出会いや仕事に発展することができていることから続けてきたメリットを十分に感じることができています。

今後登録者数が増えることでどのような変化が起こるのかを考えると、 私の場合YouTube運用につかう労力は無駄ではないと自信をもって言い切れます。

逆にYouTubeの広告収入のみを原動力にしている場合、 私のようなやり方では精神的に継続するのは難しいと思います。

後、チャンネル登録者数は増えることもありますが、当然減ることもあります。100人未満の時は1人の増減がとても気になった時期もありますが減るたびにダメージを受けていては身が持ちません。また初めて低評価が付いた時も少しへこみましたが冷静に考えると100%高評価はある意味異常事態なので低評価であっても自分の動画にアクションを起こしてくれたことに感謝し、次はもっと面白いものを作ろう!!とやる気に変換する能力は必要だと思います。

さいごに

達成までに2年の月日を要しましたので、書ききれなかった事、思い出せていない事などもまだまだありそうですが、それらは次の機会にお話ししたいと思います。 これからも試行錯誤は続きますが頑張って運営していこうと思います。

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この記事の筆者

代表取締役 岡本 裕伸

代表取締役 岡本 裕伸

2004年にWeb業界に足を踏み入れ、デザイナー、コーダー、ディレクターを経験。近年ではWebコンサルタントとして経営戦略を絡めた提案や会社設立サポートなども行う。

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