2015.12.14
2017.05.29
業務効率化
ミス軽減の考察
我々のようなWeb制作の仕事にはチェック作業がつきものです。人がやる以上ミスがないのはあり得ませんが、くだらないミスは意識次第で随分解消できます。
チェックに手間取ると制作以上に工数がかかるなんてこともありえますので、意識を高めてイージーミスを軽減するのは制作者、社会人としての最低限のマナーです。
よくあるミス
未確認によるミス
これは論外ですが単純作業において発生します。複雑な作業は入念にチェックして完璧でも、単純作業でチェックを怠りミスるすげー格好悪いミスです。
今年、弊社はリニューアルを機にサイト全体SSL化 を行いURLをhttp://www.01earth.jpからhttps://01erth.jpに変更しました。
弊社では提案書などの書類雛形にあらかじめURLを記載しております。あらかじめ記載されているがゆえにチェックを怠って、http://www.01earth.jpのまま記載していたバカな営業マンがいたことは内緒の話です。
チェックサイドのイライラ度は、「ウラケン」をいれたくなるレベルです。
学習の無いミス
いわゆる同じことを繰り返すミスですね。これは解雇の正当な理由にもなりえますので注意が必要です。ドキっとした方が多いんじゃないでしょうか?
このミスはしばらく改善できてても油断するとまた再発しちゃう意識低い系のミスです。
弊社では提案書などの書類雛形にあらかじめURLを記載しております。数ヶ月前に指摘したのにまたまたhttp://www.01earth.jpのまま記載していたうっかりさんな営業マンがいたことは内緒の話です。
チェックサイドのイライラ度は、体が柔らかいなら「チッキ」で瞬殺したくなるレベルです。
ミス改善案
ミスに対する処罰を厳しくする
ミスに対する処罰を明確化し、厳しいものにするとミスは軽減します。ただし従業員も減りますので注意が必要です。
チェックの時間を十分に設けセルフチェックの精度をあげる
チェック を前提にスケジュールを組み、十分なチェック期間を設けます。単純にスケジュールを前倒しにしただけでは、逆に焦ってミスを多発するという事態を招くかもしれないので注意が必要です。
恐怖政治による支配体制を確立する
管理者が常にキレまくってミスに対して激昂すればミスは減ります。ただし管理者も、怒られているほうも心がすり減るので注意が必要です。
つまるところ意識向上以外はあり得ない
自分の仕事にどれだけの人が関わっていて自分のミスに対するコストを考えたとき「ミスは限りなく0にしなければ」と思わない人は、ちょっと社会に向いていないかもしれません。
仕事は自分だけではなくクライアント含めたくさんの人が関わっています。5人携わっていれば5人に二度手間、三度手間を負わすことになるのです。 想像しただけで恐ろしいマイナスです。
そしてそれを言い換えれば自分以外の人間の貴重な時間を奪っているのです。
ミスをしても自分が修正すればなんて考えを持っておられる方はその辺をふまえ再考が必要です。
ちなみに意識向上は個人、組織両方です。