2017.06.26

ホームページ制作関連

Webサイトの高速化はクオリティや更新性のトレードオフ

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Webサイトの高速化には色々な施策がありますが、そのほとんどが多少なりのトレードオフを伴います。クオリティや更新性を踏まえ、都度適切な判断を下す必要があります。

高速化対策と画質とデザイン

Webサイト高速化に大きく影響を与えるのが、画像を中心としたメディアです。画面の幅いっぱいにまで広がるダイナミックなデザインを採用すると、それに伴う大きなサイズのメディアが必要になり、ファイルサイズもそれに比例して大きくなります。当然ページのパフォーマンスに影響をあたえます。

高速化を優先するのなら画質や画像サイズを抑えなければなりません。極端に言えば高速化と引き換えに画質や表現力を犠牲にしなければならないと言うことです。

目的設定で優先順位を明確に

これらのことはペルソナマーケティングでターゲットのインターネット利用環境等も加えれば、何を優先すべきか判断しやすくなります。

何がなんでも高速化を行えば良いというものではなく、そのWebサイトが何のために存在するのかを理解し、目的に合った施策を行う方が効果的です。

高速化と保守性と更新性

近年はコンテンツSEOの取り組みで運営サイドでもコンテンツを更新する機会が増えている事と思います。更新と高速化を両立させるには運営サイドにもいくつか手順を覚えていただき、協力していただく必要があります。

更新性が損なわれて更新が滞れば本末転倒

Webサイトの高速化で著しく更新性が損なわれるものは稀ですが、一手間二手間増えることも事実です。作業が億劫になり、更新が滞るようなことになれば本末転倒です。何をを優先すべきか、どこまで厳密に行うべきかは、あらかじめ設定しておいた方が良いでしょう。

それでも高速化は今のトレンド

ページの読み込み速度がWebサイトに与える影響は少なくはありません。多くのWebサイトがパフォーマンス改善に取り組んでいることと思います。背景にはスマートフォンを中心としたモバイル端末の台頭があります。

制作サイドでできること、運営サイドの協力が必要なこと、Webサイトの高速化は両者ががっちりスクラムを組んで取り組める信頼関係の醸成も重要です。

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この記事の筆者

デザイナー 若井 徳彦

デザイナー 若井 徳彦

ターゲットに合わせたUIやUX、目的を達成させるためのデザインをモットーに取り組んでいます。SEOやグロースハックとの親和性の高いデザインが求められてると感じています。

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