2017.10.16
2020.01.06
ホームページ制作関連
日本のSSL対応率は世界に比べて低水準!ホームページのセキュリティ意識を高める必要あり!
ホームページのSSL対応は、情報漏えいリスクを抑えて安全性を高めることができます。また、安全性を示すSSLサーバ証明書が認証局から発行されるため、信頼性をアピールすることにもつながります。世界的にもセキュリティ意識が高まっている中、もはや対応しないデメリットの方が大きい状況です。
にもかかわらず、国内に目を向けると日本のSSL対応状況は海外と比較すると低水準にあり、危機を感じざるを得ません。
海外と比べて日本のhttps利用率は低水準
SSL対応されたページはhttps経由で通信がされますが、2017年9月のGoogleの集計によると、国別にChromeでhttps経由で読み込まれたページの割合データは、アメリカは約70%なのに対し、日本では約50%程度となっています。
10カ国の集計の中、日本はなんと最下位です。それだけセキュリティ意識が海外水準よりも低く、改善が急務であることがわかります。
SSL対応に関する認識のズレ
国内で政府の関連機関によるセキュリティ意識調査は頻繁に行われています。その中で、「フィッシング対策協議会」が9月に発表した「SSLサーバ証明書に関する事業者ならびに利用者向けアンケート」の調査報告によると、SSLを導入しない理由の回答結果が以下のような状況でした。
- 費用が高い(44%)
- 導入メリットがわからない(44%)
- 必要なサイトではない(37.5%)
SSL対応は、確かに数年前は導入コストも高くてメリットも感じにくいものでしたが、近年では比較的低コストで導入ができるようになりました。しかし、一部でこの変化が十分に把握されておらず、導入に二の足を踏む企業がまだまだ多いようです。
SSL導入の必要性・認知度の向上が必要
今回は世界的なSSL化の状況をhttps通信の利用率の観点でデータを列挙しましたが、こういった状況を見ると、認知度を高めるための啓蒙活動を積極的に行う必要があると感じます。SSL導入の必要性については、以前当ブログでも記事をご紹介しましたので、ぜひご覧いただきたいと思います。
ホームページの運用で無視できない!SSL導入によるセキュリティ対策の必要性
今回の記事の出典元
- Google Transparency Report HTTPS usage in Chrome worldwide
- フィッシング対策協議会SSLサーバ証明書に関する事業者ならびに利用者向けアンケート
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