2016.01.15
2020.01.06
ホームページ制作関連
間違って使いがちなメールでの言い回しミス
今やEメールは、ビジネス・プライベートを問わず連絡手段には欠かせないツールとなりました。私個人だけでも、昨年1年間のメール送信数は1000件を超えております。非常に重要なこのツールですが、メール文の中で気づかないうちに間違った言い回しを使っている可能性があります。
今回は、間違って使いやすい言い回しのミスをまとめました。
メール文でよく間違える言い回し
1.お体ご自愛ください
挨拶文などで相手を気遣うときに使う言葉ですが、「お体」は不要です。自愛の「自」が体の事を指しているため、「お体」を付けてしまうと「頭の頭痛」みたいなミスと同じになってしまいます。正しくは、「どうぞご自愛ください」です。
2.ご苦労様です
ねぎらいの言葉ですが、本来は「目上の人が目下の人」に使う言葉ですので、社外の方相手に使うのは大変失礼に値します。適切なのは「お疲れ様です」。この言葉は上下関係を気にせず使うことができます。
3.お世話になっております
メールの冒頭で必ず出てくるこの言葉も注意が必要です。初めてメールを送る方や取引が始まっていない相手に対しては、不自然な言い回しになります。 この場合は、「お世話になります」や「初めてご連絡させていただきます」が適切です。
4.了解しました
以前このブログでもご紹介しましたが、目上の方や社外の方には適切ではない言い回しで、正しくは「承知しました」「かしこまりました」です。
5.~社長様
「社長」などの役職名は、それ自体が敬称となりますので「様」は不要です。
癖を正すため日ごろから注意!
今回はメールでの言い回しミスとしましたが、普段の会話の中でも使ってしまいがちなので、日ごろから正しい言葉使いを癖付けるようにしなければ、なかなか直せないものだと思います。正直、私も気づかないうちに間違った言い回しをしていると思いますので、正しい言葉使いを知り正していきたいと思います。