2017.08.27
2020.01.06
ホームページ制作関連
https化はもう待ったなし! Chromeでhttps化されていないフォームに入力した時は警告が表示されるように
2017年10月リリース予定のGoogle Chrome 62から、https化されていない送信フォームにテキストを入力した際、URL欄に「保護されていない通信」という警告ラベルがより明確に表示されることが予告されています。
ウェブマスター向け公式ブログより
Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて
さらに、8月の中旬にはSearch Consoleを通じて、https化されていないホームページに対して注意を促すメールを配信するなど、GoogleではChromeユーザーのプライバシー保護をより強化する活動を進めています。
「保護されていない通信」の表示
実際にどのような警告表示が出るのか、表示サンプルをご紹介します。
https化されていないホームページにアクセスすると、アドレスバーには「!」のようなマークが表示されます。
そのページにあるフォームのテキスト入力欄に文字を入力し始めると、「!」マークからさらに「保護されていません」のラベルが現れます。
2017年8月23日時点で調査した際、一部のhttps化されていないページで実際にラベルが表示されることが確認できました。
情報を入力するすべてのページが対象
これまでも、パスワードやクレジットカード情報など機密性の高い情報を入力するフォームでは警告が出ることがありましたが、今後はそれに留まらず、名前や住所、メールアドレスといった何らかの情報を入力して送信するフォームのほとんどが、この仕様の対象になります。
https化はもう待ったなし!
お客様が情報を入力されるページがで、このように「保護されていない通信」という警告メッセージが表示されてしまうと、入力をためらうケースは高くなると予想できます。
お問い合わせフォームなどをホームページのコンバージョンに設定していることも多いため、この状態では機会損失の原因にもつながりますので、ホームページのhttps化対応は今後必須になると言えます。