2016.03.08
2017.05.24
WordPress
ノンカスタマイズでもこんなに使える!WordPressのデフォルト機能紹介
WordPressといえば元々はブログ作成ツールなのですが、本来の用途を超えてCMS運営でも広く使われ普及しています。
普及の理由にはカスタマイズ性の高さやオープンソースであることなどいろいろな理由がありますが、この記事では原点に立ち返り、多様で使い勝手の良いデフォルト機能について紹介します。
WordPressデフォルト機能の紹介
ブログ記事の投稿
投稿タブからブログ記事の投稿ができます。投稿にはビジュアルエディタとテキストエディタ2種類の入力方法が使えます。
ビジュルエディタではWYSIWYGを使って、テキストエディタではHTMLなどで記事を編集出来ます。
記事にはスラッグという独自の値を設定でき、後述のパーマリンク設定によってはURLの一部として設定できます。
記事は予約投稿や下書き保存することが出来ます。また、カテゴリーを設定して記事を分類したり、タグを設定して関連記事のみ一覧できるようにも出来ます。
メディアの管理
画像や動画などのファイルを一覧で管理することが出来ます。画像はサムネイルで表示され、記事に挿入する際のaltやキャプションの設定ができます。
固定ページの制作
ブログ記事のように時系列順に更新されるのではないページを制作できます。
サイトのトップページや会社概要ページなどに利用できます。
コメントやトラックバックの管理
ブログ記事やサイトへのフィードバックの管理ができます。承認するまでコメントが表示されない設定や、そもそも表示しない設定も可能です。
ユーザーの管理
ブログを複数のユーザーで運営することが出来ます。ユーザーには5つの権限(サイト管理者、編集者、投稿者、寄稿者、購読者)が設定できます。
設定ボタンによる細かい設定
一般設定
サイトの特に基本的な設定をここで行います。サイトタイトルやメールアドレス、記事に反映されるタイムゾーンの設定、WordPressの管理画面の言語設定もここで行います。
投稿設定
新しい記事を投稿する際のインターフェイスを作成できます。投稿画面のテキストボックスのサイズやデフォルトカテゴリー、挿入画像のデフォルトサイズなどを設定できます。
表示設定
ブログのトップページに何件記事を表示するのか、固定のページを表示するようにするのか選ぶ設定を行えます。また、フィード機能で読者のブラウザや他のアプリケーションへどのように配信するのかの調整もここで行います。また検索エンジンへの表示非表示設定がここの含まれています。
ディスカッション
コメントやトラックバックの受信や送信の設定をすることができます。サイトの更新をメールで通知する際の条件などもここで設定します。
メディア設定
画像や動画などのメディアファイルのアップロード先を決めたり、投稿本文に挿入する画像サイズを段階的に設定出来ます。
パーマリンク設定
WordPress内の各ページのURLの見た目を設定できます。デフォルトではWordPressは数字と記号の羅列をURLに利用してしまうので、ここを設定することで検索エンジンフレンドリーなURLを生成することが出来ます。
外観とプラグインについて
WordPressの見た目や機能をカスタマイズしたい場合はこのボタンから設定します。
外観は直接コードを入力したり、配布や販売されているテーマを使ってインターフェイスや機能ごと変更することも出来ます。
プラグインは記事の投稿やサイトの運営を便利にしたり、有用な機能を持ったものが数多く配布されており、運営サイトの目的に合わせて追加導入することが出来ます。
デフォルトでカスタマイズができる
最後の項目はデフォルト機能とは少し離れるようですが、「デフォルトでカスタマイズができる」という機能が備わっているツールだということです。
用途や必要に合わせて拡張したり、時代に合わせてアップデートすることができるのは、前述したWordPressが広く使われている理由の一つでもあるでしょう。
デフォルト機能を使いこなせたらじっくりカスタマイズ性の高さと向き合うのも良さそうです。
WordPressのデフォルトの各機能で、ブログの基本的な運営はできそうです。
入門用に簡単なブログを作成してみて、各機能を上手に使いこなしていきましょう。