2016.01.21
2020.01.06
WordPress
トラックバックとピンバックの違いに注意!
ブログには、WordPressのピンバックによく似た機能で、「トラックバック」というものがあります。機能はよく似ていますが大きく異なる点がありますし、トラックバックには注意すべきこともあるので、今回は注意点も含めて概要をご紹介したいと思います。
トラックバックとは
トラックバックとは、自分のブログ記事に他のWebサイトの情報を参考に書き、そのブログ記事のリンクURLを貼ったとします。その時、参考にしたブログ記事の執筆者へ関連した記事を書いたことを通知する仕組みのことを言います。
トラックバックとピンバックの違い
1.ピンバックはWordPressだけの機能
ピンバックは、リンク通知の送受信が互いにWordPressで構築されたWebサイトであることが前提です。これに対し、トラックバックはWordPressに限定されず、互いに機能が備わるブログサービスであれば、利用することが可能となります。
2.トラックバックは任意でURLを指定できる
ピンバックはブログ記事の中に貼ったリンクURLにしか通知を送信することができません。これに対し、トラックバックは記事の中にURLを貼っていなくても、任意で自由にURLを指定することができてしまいす。
実はトラックバックの問題点は、この「任意にURLを指定できる」という点です。
トラックバックの問題点
トラックバックは、任意にURLを指定して通知することが可能なので、全く関連性の無いブログ記事URLに対しても通知を送れます。そのため、コンテンツの中身を全く確認せず、何も考えず通知を無造作に送りまくったり、ボットによる機械的な送信が出来てしまいます。(トラックバックスパム)
そのため、ブログサービスにはトラックバックスパム対策を施した機能サービスを取り入れているものもあります。ブログサービスを利用した展開を検討されている場合は、これらの機能も把握し取り入れることをおすすめします。
有効な機能ではあるがご利用に注意
トラックバックの通知送信を注意したとしても、通知を受けてしまうということを把握しておかなければいけません。
とは言え、「自分のブログ記事を見てもらう間口を広げる」という意味では有効な機能でもあります。機能の概要を把握し、ご利用の際は十分に検討することをおすすめします。