GoogleがFlash広告を全面廃止し、すべての広告をHTML5ベースにすると発表

Googleは、Webブラウザ上に表示されるGoogleディスプレイ広告でFlashを用いた広告表示を全面廃止し、すべての広告をHTML5形式へ完全移行すると発表しました。

2015年2月頃より、GoogleはWebブラウザ上のFlash表示広告はHTML5形式に自動変換する機能を導入していましたが、ついにFlash広告のAdWordsへのアップロード自体が出来なくなるようです。

Googleのディスプレイ広告は、100%のHTML5に切り替えます。

※上記は Google AdWords のGoogle+アカウントからの報告内容です。

廃止に向けたスケジュール

2016年の6月30日より、AdWordsにFlash広告をアップロード出来なくなり、2017年1月からGoogleディスプレイネットワークにFlash広告が表示自体がされなくなります。

正式な廃止までにはまだ期間がありますので、Googleはその間に広告主へFlash広告をHTML5形式へ切り替えるよう呼びかけております。

Flash廃止の流れとなる理由

Flash広告を含む、FlashコンテンツがGoogleより廃止になる理由としては、大きく2つが挙げられます。

早めの切り替えを

Web広告の展開は、閲覧しているあらゆるユーザーに対し快適なアプローチをする事が最優先です。Googleもその観点から今回の措置を取っていると予想できます。

まだスケジュールに猶予があるとは言え、Flash広告を使った展開をされている方はGoogleの呼びかけ通りに早めにHTML5形式か静止画に切り替えていくことをオススメします。

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