オウンドメディア展開で無視できない、検索ボリュームの少ないキーワードの対策

オウンドメディア展開の戦略における、検索キーワードの分析についてご相談をお受けするのが、

検索ボリュームの少ないキーワードを意識するべきか?
少ない検索ボリュームはそもそも対応する意味があるのか?

といった、いわゆるニッチキーワードに対するご相談です。

検索ボリュームが少なくとも無視してはいけない

結論から言うと、たとえキーワードの検索ボリュームが少なくとも、けして無視はできません。

そもそもオウンドメディア展開では、ユーザーが求める「疑問」や「課題」ニーズに対する検索で、Webサイトがそれに応えることで、ユーザーとの接触機会を増やすということが重要となります。そのため、ユーザーが検索しうるキーワードは、それに応えられるのであれば、可能な限り意識しておくべきだと考えます。

少ないニーズに応えていくのがコンテンツSEO

検索ボリュームの多いキーワードは、多くの場合キーワードの軸になり得ます。そしてそこに付随してくるのがニッチキーワードとなり、これらのニッチキーワードに対して応えられるコンテンツを提供していくのが、コンテンツSEOの要となります。

検索ボリュームの少ないキーワードは具体性が高い

検索ボリュームが少ないからと言って、それが「検索している人が少ない」と捉えるのは早計です。検索ボリュームの少ないキーワードの中には「より具体的に検索している」と捉えられるものがあるはずです。

このようなキーワードが、コンテンツSEOにおいては非常に重要な情報となり、オウンドメディアの情報発信のテーマやヒントに繋がってきます。

キーワードの優先順位決定と戦略立て

とは言え、すべてのキーワードを優先順位も何もなく、全部対策しよう!というのはあまりにも乱暴すぎる話なので、検索ボリュームが少ないキーワードから、それが提供サービス上応答できるものかを見定め、選別していくことが大切です。

これらを基軸に選別したキーワードに、優先順位をつけてコンテンツ戦略を検討していきます。
優先順位をつけることにより、コンバージョンが集められる可能性があるキーワードなのか、コンバージョンより情報提供として重要なキーワードなのか、分類分けも明確になると思います。

キーワードの見定めはオウンドメディア展開の鍵

オウンドメディア展開においては、自社のWebサイトが示す情報提供の方向性に沿って、キーワードを選別してくことが重要です。たとえ多く検索されているキーワードであったとしても、コンテンツの戦略上繋がりが薄い場合はそのキーワードの優先度は下がり、検索ボリュームが少なくてもそのニーズが戦略上重要であれば、その優先度は高くなると思います。

打ち立てた戦略をもとに、しっかりとキーワードを見定めていきましょう!

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