まず最初に理解したいGoogleアナリティクスのセッション

Googleアナリティクスには様々な指標や用語がたくさん出ててくるので、初めてアナリティクスを見るときには、どこから見るべきか悩まれることもあると思います。

そんな場合はまず、「セッション」から見ることがおすすめです。セッションはGoogleアナリティクスの中でも最も基本の数値指標となり、難しく考えることなく比較的シンプルにホームページの状況把握を把握したり、ユーザーの訪問傾向を掴めるなどのメリットがあります。

ホームページの利用状況を表す基本バロメータがセッション

セッションは、ホームページに訪問された回数のことを指します。ユーザーが訪問して色々なページを見て回り、出ていくまでの一連の行動が1セッションとなり、同じドメインの中であればたとえ10ページ見られたとしてもセッションは1となります。

セッションが多ければそれだけホームページを利用されている機会が多く、少なければ利用機会も少ないことになるので、ホームページの利用状況を手っ取り早く見ることのできる基本バロメータと考えるとわかりやすいと思います。

ユーザーの訪問傾向が見えるように

セッションを一定期間に区切って見ることで、数値の変動からユーザーの訪問傾向が把握できます。

例えばBtoB関連のホームページであれば、休日の土日のセッションが下がったり、時間単位で見ると平日の12時頃にアクセスが増えたり…といった具合です。このパターンを見て、ページの更新は平日の何時に行うとのが有効…といったスケジュール立てができるようになります。また、パターンから外れた異常な変動も見つけやすくなるので、分析ポイントを見出す糸口にもなり得えます。

セッションから徐々に次の指標の把握へ

セッションは、他の数値指標を出すための算式に使われることが多い数値なので、その意味を最初に押さえておくことで他の数値の意味も併せて把握できるようになります。まずはセッションから段階を踏んで進めてみてはいかがでしょうか。

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