2016.07.25
2020.01.06
クリエイターの日常
良い汗を適度にかいて、夏バテや熱中症を予防!
本格的な夏の到来が迫り、うだるような暑さも日に日に増してきました。そうなると注意しなければいけないのが夏バテや熱中症です。
現代人は夏バテや熱中症の危険にさらされている
弊社のようなデスクワーク中心の仕事では特にそうですが、ガンガンに冷房の効いた空間に長時間いる場合、人間本来の発汗機能や体温調整機能がうまく働かない「悪い汗」をかいている状態で、運動不足も重なって夏バテや熱中症を引き起こす危険性がより高まるようです。
悪い汗と良い汗
悪い汗は「ムダ汗」とも言い、身体に必要なミネラルが流れ出て臭いの強いベタベタした汗で、冷房環境や運動不足により汗腺機能が低下している時にこの汗をかきます。冷房の中によくいる現代人は特にこの状態に晒されており、良い汗がかけない習慣になってしまっているようです。
逆に、良い汗は無色・無臭で蒸発しやすいサラサラな汗をかいている状態で、身体に必要なミネラルが必要以上に流れ出ず、うまく体温調整ができている状態になります。適度に汗をかく運動を習慣づけている人は、汗腺機能や新陳代謝が活発で身体の基本機能が使われている良好な状態により近いです。
良い汗をかくと夏バテや熱中症の予防に繋がる
適度に良い汗をかくことによって、人間が本来もつ汗腺機能や新陳代謝が働き、夏バテや熱中症に対する身体の耐性が付きやすくなります。
良い汗をかく方法は、ウォーキングなどの軽度な有酸素運動で汗をかくほか、 室内でヨガやストレッチで身体をほぐすことが効果的です。また、ぬるめのお湯(40度以下)に20分ほど半身浴すると、リラックスもできるので身体だけでなく心のケアにも繋がります。
適度に効率の良い水分補給を
良い汗をかくには、こまめな水分補給も大切です。 特に夏場の水分補給では麦茶が良いと言われています。麦茶にはミネラルが含まれており、水分とミネラルを効率よく摂取できて味も香ばしくおいしいので、年齢を問わずおすすめです。
しかし、あまり冷やしすぎては、内臓を含めて余計な負担を与える上に汗をかくきっかけが損なわれるため、常温に近いほうが良いようです。
身体のケアを行い厳しい夏を乗り切る
汗をかかないと…ということで、いきなり炎天下で運動をしてしまっては逆効果です。重要なのは、毎日適度に汗をかく習慣をつくることです。夏はどうしても身体のパフォーマンスを落としがちですので、少しでもそれが予防できるのであれば、効果的に取り入れていきたいものです。