クリエイティブ

印刷で使用される「特色」を簡単に説明してみる

2017.02.15

2017.05.29

印刷作業中

弊社スタッフに印刷の「特色」ってなに?と聞かれ、そう言えば私もぼやっとした認識しかなかったのでちょっと調べてみました。

特色とプロセスカラーの違い

プロセスカラーとはいわゆるCMYKと呼ばれる「C:シアン」「M:マゼンタ」「Y:イエロー」「K(Key plate):ブラック」の4色のことです。一般的に「印刷」と呼ばれるものはこのプロセスカラーを使用した印刷のことです。CMYKの色を使用し、様々な色を再現することができる標準的な印刷方法です。

特色とは「あらかじめ調合したインク」を使用するものです。スポットカラーとも言います。あらかじめ調合されたインクなので、用途は限定的です。その名の通り「特殊」です。

なぜ特色が存在するのか

簡単に言うと「プロセスカラーでは表現できない時」に使用されます。例えば企業ロゴなどの厳密な色を印刷(プロセス印刷だと印刷会社によってムラが出るため)をしたい時や、ゴールド、メタリックやパステル、蛍光色などの特殊な印刷のときなどがこれに該当しますね。

結論:用途によってうまく使ってね!てこと

  • 特色は使用に注意が必要です。特殊な印刷なので割高になる(※1)こともあります。
  • 特色の指定によっては対応していない(※2)印刷会社がある場合もあります。
  • もちろん利点もあります。企業ロゴなどの色数が少ない印刷の場合はプロセスカラーで印刷すると4版になるため、特色にすると、少ない版で印刷代を抑えることが「できることも(※3)」あります。
  • 自分で特色を作成すると、モニターでの色と上がってきた印刷の色が違う可能性(※4)があります。

※1:プロセスカラー+特色(金色)などとなると、CMYK+金色で5版となる。など。

※2:DIC(DICグラフィックス)カラーは対応しているが、PANTONE(海外の規格)やTOYO(東洋インキの規格)は対応していない。など

※3:蛍光色や金・銀・白などはコストが高くなる場合もありますのでご注意を!

※4:ローカル環境でプリントし、色見本として印刷会社に渡しておくとベターです。ただし対応していない会社もあるので注意。

印刷用途に応じて使用してくださいね。

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この記事の筆者

デザイナー 芳村 明文

デザイナー 芳村 明文

カテゴライズしたらきっとデザイナーのはず。音楽(洋楽をジャンル問わず雑多に貪る)、欧米テレビドラマ(シットコム)が好き。時々バンド活動。

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