2018.01.05
ホームページ制作関連
google、chormeに不適切広告のブロック機能を2018年2月から導入
Googleは「Google Chrome」ブラウザに、不適切な広告を非表示にする機能を導入すると、2017年6月1日に発表していましたが、この機能の導入が米国時間2018年2月15日からになると開発者向けブログで発表しました。
広告が不適切かどうかの判断基準には、業界団体のCoalition for Better Adsが定める基準「Better Ads Standards」を利用するとのこと。
Better Ads Standards の内容
Better Ads Standards ではPC版、スマートフォン版それぞれについて、サイト訪問者がその広告体験を許容していない広告タイプを定義しており、それらはページコンテンツへのアクセスを阻害するポップアップ広告や、自動再生される音声つき動画広告などであると、図解付きで紹介しています。
不適切な広告を非表示にする機能の実装が行われた後、サイトにこれらの広告が掲載されていた場合、「Google Chrome」ブラウザではGoogleが提供している広告を含む全ての広告がブロックされる可能性が高そうです。
自社サイトが Better Ads Standards に準拠しているか確認
Google は今回の発表の中で、Webサイト運営者に対して Better Ads Standards に準拠しているか確認できるツールとして、新しい「広告エクスペリエンスレポート」を活用するように呼びかけています。この「広告エクスペリエンスレポート」はサーチコンソールの「Web Tools」から「広告に関する問題」を選ぶことで利用できます。
まとめ
運営しているサイトで広告表示がされなくなれば、その分の広告収入を得る機会を失ってしまいます。また、ユーザーに許容されない広告の掲載方法を続けていると、サイトのコンバージョンやページビューにも影響が出る可能性が高いです。
今回の機能変更を機に、ユーザーの広告体験と、広告主や広告運用者にもメリットが生まれるような運用を実現できればいいですね。