2018.12.12
2020.01.06
ホームページ制作関連
Webサイト運用で必ず決めておきたい、表記ゆれを防ぐ表記統一ルール
Webサイトやオウンドメディアに載せるテキスト情報で気をつけたいのが表記ゆれです。代表的なものが「お問い合わせ」「お問合せ」といった送り仮名や、「当社」「弊社」のように同じような意味でも表記が異なる場合は表記ゆれが起きやすくなります。
この記事では表記ゆれがWebサイトにおよぼすデメリットと統一表記ルールのオススメ管理方法についてご紹介します。
Webサイトの成果に影響する表記ゆれ
表記ゆれは最悪の場合、Webサイトの成果に影響をおよぼす可能性があります。
ユーザーの混乱を招く
Webサイトには文章のほかにもページの名称やリンクラベルなど表記ゆれを起こしやすいポイントがいくつかあります。もし仮に、ユーザーが選択したリンクラベルとページ名が異なっていた場合、ユーザーは混乱して「本当にこのページであっているの?」と疑問を抱いてしまいます。そうなるとページの内容どころではありません。
このような状況になるとユーザーはストレスを感じてしまい、ページから離脱してしまうことも考えられます。せっかく訪問してくれたユーザーを逃すことは大きな機会損失です。
SEO対策に影響をおよぼす
表記はSEO対策キーワードと通じている場合があります。
例えば、「鞄」「かばん」「カバン」とそれぞれ表記の異なるキーワードで検索した場合、検索結果は変わります。検索エンジンが日々進化していることで「同じ」という認識をしてくれる場合もありますが、表記ゆれはキーワードの分散にもつながるため、SEO対策キーワードに合わせて統一しておくことをお勧めしています。
表記統一ルールの管理に有効な方法
表記統一ルールはエクセルでリスト化して、関係者がいつでも確認できる状況にしておく方法が有効です。
担当者が複数の場合は必ず共有
表記ゆれはWebサイトの担当者が多いほど起きやすくなります。例えばオウンドメディアのブログ記事を複数の担当者が書く場合は、リストの共有が重要になってきます。
外部委託する場合に共有
コンテンツ作成を外部に委託する場合も同様です。リストを業者に共有して表記統一ルールを徹底してもらうことで、表記ゆれを未然に防ぐことができるようになります。
なるべく早く表記統一ルールを決める
Webサイトの運用が長くなるほど表記ゆれが起きる可能性は高くなり、後になるほど修正の手間や時間が増えてしまいます。そのため、なるべく早い段階で表記統一ルールを決めておくと良いでしょう。Webサイトをリニューアルするタイミングなどは表記統一ルールを決める絶好の機会です。
ユーザーにとっても読みやすく理解しやすいWebサイトづくりを目指すために、ぜひ表記統一を意識してください!