2017.11.17

コンテンツSEO

SEO対策のツボ!自然なリンクと不自然なリンク

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Webサイトを運営するうえで常に意識をせざるを得ないのがSEO対策。特に無視できないのが、「アルゴリズム」と呼ばれる、Google検索の順位を決めるためのルールです。
Googleはより良質なコンテンツをユーザーへ提供するために、このアルゴリズムのアップデート(改修)を定期的に行っています。「パンダアップデート」や「ペンギンアップデート」がその代表で、ユーザーに有益な情報を提供しているWebサイトをより高く評価し、ホームページの検索順位を上げるための基準としています。

「パンダアップデート」はコンテンツの質そのものに対する評価基準のことで、品質の良いWebサイトの順位を上げ、品質の悪いサイトの順位を下げるためのアップデートです。オリジナル性があること、コンテンツが充実していることなどが評価基準のため、独自性がある質の良いコンテンツが評価されるという特長があります。そして、もうひとつが今回のメインテーマでもある「ペンギンアップデート」です。

「ペンギンアップデート」とは

Googleは検索結果で上位表示させるWebサイトを選ぶとき、被リンクの数を判断基準の一つとしています。そのため以前はコンテンツの質が悪くユーザーにとって役に立たないWebサイトでも、被リンクの数が多いだけで検索上位に表示されていました。その結果、評価を意図的に上げることを目的とした、「不自然な」リンクを獲得する不正な方法が横行していました。

そのような不正行為を取り締まるために実装したアルゴリズムが「ペンギンアップデート」です。このアップデートでリンクの質に関する評価を設け、それを定期的に見直すことにより低品質で「不自然なリンク」を受けているWebサイトの順位を下げたり、インデックスから削除したりといった厳しい措置を取っています。

「自然なリンク」と「不自然なリンク」のちがい

では何を基準に、高評価を得られる「自然なリンク」と制裁の対象となりうる「不自然なリンク」とを判断したらよいでしょうか?

自然なリンク

「自然なリンク」とは、Webサイトの運営者が意図しなくても自然につくリンクのことで、ユーザーが必要に応じて張ってくれたリンクのことを指します。Webサイトのコンテンツを気に入ったユーザーが、自分のサイトやブログにリンクを張ったり、ブックマークをしたりすることで獲得ができます。

不自然なリンク

一方、「不自然なリンク」とは、ユーザー発のコンテンツ評価に関係なく張られたリンクのことです。ひとことで言えば「不自然なリンク」獲得にWebサイト運営者が主体的にかかわっているかどうか、明確な意志があるかどうかです。検索順位を上げるという明確な目的意識のもとでの自作自演すべてがあてはまります。
リンク元を見ると明らかですが、1行ごとにテーマの違う文章が並んでいたり、明らかにSEO対策と思われるキーワードの羅列など、内容を成していないコンテンツであることが多く見られます。

Googleの対応とサイト運営で心がけること

もし自然リンクの特長に当てはまっていたとしても、それだけで自然リンクと言い切ることはできません。ユーザーが好意で張ってくれたリンクでも不自然に見えることがあります。
また最近ではスパムサイトから張られる「自然なリンク」もあり、確実に違いを見抜くことは困難です。これではサイト管理者が意図しないにもかかわらずGoogleからのペナルティをうけることにつながりそうですが、最新のアップデートにより、発リンクに関してもペナルティの対象となりました。

結局のところ、SEO対策の一つとして「自然なリンク」を獲得するためにすべきことは非常にシンプルです。 オリジナル性あふれ、ユーザーにとって価値ある高品質なコンテンツづくりをすることです。それを心がけていればユーザーからの評価が高まり、「自然なリンク」を獲得しやすく、結果的には検索順位が上がることにつながっていくのです。

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この記事の筆者

Webクリエイター 古川 徹朗

Webクリエイター 古川 徹朗

Webに関する様々な知識を身に付け、理論的な問題解決を常に目指す頭脳派クリエイター。

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