2018.11.12

Webマーケティング

売れる仕組みを分析してWebサイトの売れる仕組みを考える

売れる仕組みを分析してWebサイトの売れる仕組みを考えるのアイキャッチ画像

Webサイトの目的には多々ありますが、その主な目的の一つが売り上げをあげることだと思います。
しかしいざWebサイトをで売り上げをあげるといってもなかなか具体的にどうすればいいか想像がつかない人も多いです。
そういう時僕がはよく「自分たちが想像がつく売れる仕組みに置き換えて考えてみましょう」とアドバイスします。

コンビニのレイアウトからWebサイトを考える

以下の図は僕がよく使うコンビニのレイアウトです。みなさんが利用されるコンビニもそこまで大差ないのではないでしょうか。

定番から外れない

まず大まかなコンビニのレイアウトですが、日本全国どのコンビニを利用しても細かいところに違いはあれど、だいたい上の図のようなレイアウトではないでしょうか。ぼくはここにも重要な要素があると思っています。初めて入るコンビニでもだいたいこの辺にこの商品が売っているだろうなと想像がつくのです。無意識にレイアウトがわかるから、利用客はストレスなく自分が欲しい商品にたどりつくことができる。まず定番を研究し、それに習うことが重要です。

これはWebサイト運営でも非常に重要なことです。まずは自社のWebサイトに訪れるであろう方達が普段見ているWebサイトを研究しましょう。必ずあるコンテンツはどんなコンテンツか、レイアウトに共通点はないか。それを研究し、自社のWebサイトにも導入しましょう。

一番の目的はわかりやすい位置に

コンビニの入口から入ると正面にはお弁当・お惣菜コーナーがあります。私のコンビニの利用目的で一番多いのは昼食、夕食の購入です。コンビニの利用目的で多くを締めるのは食事の購入ではないでしょうか。大抵のコンビニではその主目的であるお弁当・お惣菜コーナーが入口入った正面、もしくは入口からわかりやすい位置に配置されています。

これはWebサイトでいうトップページに当たります。まずそのWebサイトのトップページでサイト訪問者の目的が果たされるのかがわかりやすく表現しましょう。

お客様を誘導して客単価アップ

お弁当を購入すると次はドリンクです。自然とお客様は店舗奥のドリンクコーナーへ誘導されます。そしてレジへ向かうとお菓子コーナーが待機列に。お客様が足を止める場所ですね。自分が足を止めた場所にちょっと食べたいお菓子やおまんじゅう、眠気覚ましのガムなどが置いてあるとついつい手を伸ばしてしまいます。

Webサイトでも自分の目的が果たせるとこちらからの提案などにも興味を持ってくれやすくなります。その時にこのサービスを利用されているかたは、こちらのサービスもよく利用されていますよ!とオススメすることでサイト訪問者も興味を持ってくれます。どの情報をどのタイミングでサイト訪問者にみせるのか、そういったサイト全体の導線の設計を考えましょう。

賑わいを演出する

田舎のだれも入っていない駄菓子屋ってちょっと入るのに勇気がいりませんか?それに比べてコンビニは道路に面した面がガラスばりになっていて中の様子がよくわかります。そしてその面には雑誌コーナーがあって立ち読みするお客様がいたりします。
それをみてみんな利用しているお店なんだなと、利用するためのハードルが一つさがります。

Webサイトでも同じことが言えます。何年も前から更新がない新着情報。売れているのかわからない商品情報では、このサイト利用しても大丈夫かな?とサイト訪問者は感じます。新しい情報をWebサイトから発信して、このWebサイトの動きをきちんとサイト訪問者にみせることで、サイト訪問者は安心します。

いかがでしょうか。今回はコンビニのレイアウトを元にWebサイトを考えてみました。
ほかにも今の自社のサービスの売れる仕組みを分析して、それをWebサイトでやるとどうなるのかをシミュレーションをするというのも非常に重要な方法です。ぜひ自社サイトの運営に役立ててください。

SHARE

この記事の筆者

Webクリエイター 古川 徹朗

Webクリエイター 古川 徹朗

Webに関する様々な知識を身に付け、理論的な問題解決を常に目指す頭脳派クリエイター。

WEBSITE DESIGN REQUEST

ホームページ制作・リニューアルの
ご相談はお気軽に

TEL 06-6537-9941 平日 9:00〜19:00

〒550-0012 大阪府大阪市西区立売堀2-5−41

ホームページ制作を相談する