Webマーケティング

「うるう秒」はITシステムの何に問題か?

2016.11.08

2017.05.24

腕時計

1日を1秒だけ長くする「うるう秒」が2017年1月1日午前8時59分に挿入されます。
しかしITシステムやコンピュータの世界では不定期に1分が1回だけ1秒増える、という処理には難しい計算が必要です。

うるう秒とは

うるう秒は、原子時計が規則正しく刻む「原子時」と、地球の回転(自転・公転)を観測したデータに基づく「天文時」のずれを調整するもの。世界の標準時は、過去に天文時を採用していましたが、潮汐摩擦や大気循環、海流などの影響で天文時は「1秒」にミリ秒単位の誤差が生じるため、1958年からはより正確な原子時を使うようになっています。
ですが実際の生活上、太陽の動きと関連する天文時とのズレを無視できないため、72年以降はうるう秒を不定期で挿入し、原子時を天文時に近似させるという処理を行っているのです。

上のような理由で4年に一度のうるう年と違い、不定期なタイミングで1秒を追加しなければならないうるう秒は、多くの情報のタイムスタンプが同期されている現代においては処理のややこしい問題となっています。

何が起きるのか

2012年のうるう秒実施時にはLinuxサーバのntpdで問題が発生し、mixiやLinkedIn、RedditなどのWebサービスに影響が出ました。
多くの情報のタイムスタンプを管理し同期させる必要のあるサーバーやサービスで処理に不具合が起きると、エンドユーザーのアプリにも影響がでます。

googleの対応

Googleでは1秒を反復するのではなく、余分な1秒をわかりにくくして消してしまうという方法でうるう秒を対処するそうです。

うるう秒を中心として20時間のぼかし期間を設け、すべてのサーバーのシステム クロックを少しだけ遅らせるのです(おおよそ100万分の14ずつ)。ぼかし期間が終わると、ちょうど1秒分が追加され、常用時と同期した状態に戻ります(この方法は、2011年のブログに記載したうるう秒処理よりも少し単純ですが、結果は同じです。時間の不連続は発生しません)。20時間後には、うるう秒が完全に加えられ、ぼかしの入らない時間と同期するのです。

引用元:うるう秒がやって来る!〜 6 月 30 日の ” 1 秒”に備えよう〜 – Google Cloud Platform Japan 公式ブログ
http://googlecloudplatform-japan.blogspot.jp/2015/05/6-30-1.html

単純に増えた一秒分データを削除するのでは、その1秒の間にされたデータのやり取りはなかったことになってしまいます。
たまたまその「消える1秒」に銀行振込を行ってしまったら、その振込はなかったことになってしまうかもしれないのです。

webサービスに溢れている現代なので、少しだけ用心してうるう秒の動向を気にしてみましょう

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この記事の筆者

Web&Soundクリエイター 田村 培修

Web&Soundクリエイター 田村 培修

楽器とパソコンのキーボードを使い分ける当社のマルチクリエイター。e-sportsに興味津々であれこれ情報を収集中。

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