2018.03.23
Webマーケティング
動画広告ってあり?なし?
先日株式会社ジャストシステムから「動画&動画広告 月次定点調査(2018年2月度)」の結果が発表されました。調査は「Marketing Research Camp」でネットリサーチサービスの「Fasttask」を利用し調査したとのこと。
Webサイトでは80.4%が不快感を感じている
今回の調査で、もっとも不快感を感じたのは「Webサイト」の動画広告で80.4%、「スマートフォンアプリ」が77.6%、「Youtube」が76.2%でした。さらに動画広告を見た人の2割の人が「不快に感じて動画広告をブロック」したとのこと。
個人的にYoutubeなどの動画サイトはテレビのCMだと思えば良いし、SNSのタイムライン上に流れてくる動画広告もスルーしやすいですよね。しかしWebサイトを利用している人は「調べ物をしていたり」「何かを探している」時に動画広告がいきなり表示されてしまうので、確かに不快感を感じるのかもしれません。
逆を言えばそれだけ認知されているということ
理由は様々ですがどの媒体も間違いなく言えるのは「利用する人の母数が増えている」ということです。
今や動画の視聴はテレビからネットにシフトしてきていますし、スマートフォンの利用も数年前に比べたら格段に利用数は上がっています。つまり利用数が増えれば、それだけ目につくようになります。これってつまり認知が増えているということではないでしょうか。
動画広告は他の広告よりも印象に残りやすい
動画広告は悪いだけではありません。動く動画は人の目に付きやすく印象に残りやすいです。
電通・ディーツコミュニケーションの調査では通常のバナー広告(8.9%)よりも、動画広告(14.7%)のほうが1.65倍印象に残りやすいという調査結果を提供しています。
つまり不快感と認知は紙一重
ということになるのではないでしょうか。同電通・ディーツコミュニケーションのiPhone向け動画広告の調査では、動画広告の認知者の「約4割」が動画広告閲覧後なんらかのアクションを起こしたとの調査結果もあります。
まとめ
一定数不快感を感じる人もいれば、動画広告の情報の有用性を感じアクションをおこす人もいる。自分たちのサービスを動画広告として提供する時のプラットフォームはどこが良いのか。動画広告をユーザーに有効活用していただくにはどうすれば良いのか。しっかりと考えていけば、きっと動画広告はユーザー・提供側にも有用なものになることでしょう。