2017.07.06

クリエイターの日常

大阪市西区を放浪する ラーメン探訪記「とまとの里 信濃路」

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大阪市西区って、意外とラーメン店が多いのはご存知でしょうか。中には行列ができるラーメン店も少なくありません。

大阪市西区と言えば、いわゆる阿波座や立売堀のビジネス街といった印象が強いですが、南堀江あたりのオシャレな街も西区。昔ながらの町並みが残る九条あたりの下町も西区。そう考えると、多種多様な人々が集う街ですね。

最近は大きな分譲マンションが建設されたりして、人の流れも賑やかになってきてます。

そんな中「とまとの里 信濃路(しなのじ)」さんへ行ってきました。

創業1987年 元祖トマトラーメンの店

名前の通り、「とまとらーめん(宝天麺)」が売りのお店で、ラーメンは一種類のみ。

場所は地下鉄千日前線、中央線「阿波座駅」から北へ徒歩4分といったところです。国道172号線からちょっと入ったところにあるので分かりづらいかもしれません。

店へ入ると一気に「にんにく」の匂いが!平日仕事中の昼に食べるにキツイかもと、一瞬頭がよぎります。

店内の雰囲気は居酒屋のようなウッディな作り。元気なおばさま方が迎えてくれます。席はカウンターが8~10席、テーブルが2つの少々狭い印象。店内の壁にはさまざまな有名人の色紙が貼ってあります。

先程も書きましたが、ラーメンの種類は「とまとらーめん」のみ。後はヤキブタの枚数によりお値段が変わります。

こちらは並(880円)。並にはヤキブタは載っていませんが、お肉が入っていないわけではありません。セロリ、チンゲン菜とトマトの彩りが食欲をそそります。

デザインもそうですが、食卓って色のバランス大事だなと感じます。茶色い食卓、嫌ですよね(笑)

こちらはヤキブタ二枚のせ(1,080円)。おおきなヤキブタが二枚載った、男子には嬉しい感じです。

洋風?いえいえ、しっかりラーメンです

スープは透明系のスープ。口含むと意外とにんにくっぽさは感じず、醤油の香りがグッと鼻を抜けます。こちらのスープのベースは豚骨を割り焼いたものを入れているようですが、豚骨臭さは感じません。

スッキリしているのに非常にコクのあるスープで、こってり系ラーメンが苦手な方には非常に飲みやすいスープ。

「とまとらーめん」ということで、洋風なブイヨンを想像してたのですが、以外にしっかりと日本のラーメンを感じます。

麺は細麺で非常にスープに絡みやすい。すするとセロリがアクセントになり、後でトマトの風味や酸味、出汁の野菜の旨味が広がってきます。

女性にも好まれる感じ。思ったよりトマトの主張は控えめなので、トマトが苦手な人でもいけるかもしれません。

締めはリゾットで

ちなみにライスを麺を食べた後のあまったスープに入れ、リゾット風にして食べるのがオススメだそうで、試してみましたがなぜかコチラのほうが洋を感じました。

リゾットにするときは、スープ少なめじゃないとお茶漬けになってしまうのでご注意を(笑) 食べ終えると、おばさまが匂い消しのグミをくれるのでお忘れなく。

非常に満足のいく一杯

見た目あっさりですが、非常にコクのあるラーメンで、最後にリゾットで締めたら結構お腹いっぱいになるのではないかと思います。非常に食べやすかったのはトマトの爽やかな酸味のせいでしょうかね。

非常に満足しましたが、一つだけ欠点を上げるなら…少々お高い。かなりこだわられているので仕方ないかなとも思いますが、もう少し安ければ…と思いました。

大阪市西区に起こしの際は、是非一度足を運んでみて下さい。

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この記事の筆者

デザイナー 芳村 明文

デザイナー 芳村 明文

カテゴライズしたらきっとデザイナーのはず。音楽(洋楽をジャンル問わず雑多に貪る)、欧米テレビドラマ(シットコム)が好き。時々バンド活動。

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