2017.09.01

クリエイターの日常

トンボ鉛筆のモノ(MONO)消しゴムにロゴが無い!目からウロコのその理由とは

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MONO消しゴムと言えば1969年に発売され、今も定番の消しゴムですよね。

そんなトンボ鉛筆の老舗ブランドですが、2017年8月18日に「ロゴ(文字)が無い」MONO消しゴムを販売しました。

なぜロゴ(文字)を無くしたのか?

その理由は「受験生が心配なく持ち込める」ように。

最近の試験は服や持ち物に英文字がプリントされたものを制限しており、受験生が文房具選びに苦慮しているとのこと。そんな受験生に向けた商品だそうです。なんとも気の利いた配慮じゃないですか!

むき出しの消しゴムってすぐ汚れますしね。ケースがあったほうがいいに決まってます。

2個入りなのにも理由があった

この文字なし「MONO消しゴム」は、販売形態は2個セット。理由は「試験場で文房具の貸し借り禁止」なので、消しゴムを落としてももうひとつが使えるようにとのこと。

なんとも隅々まで行き届いた心遣いがにくいです。

定番ブランドだからこそできる強み

MONO消しゴムと言えば「青と白と黒」で構成されたあのストライプを見れば、誰もがMONO消しゴムと分かるくらいの認知度です。しかもカラーは商標登録されており(第一号 色彩のみからなる商標)、50年近くも愛されてきたブランドなのでロゴが無くてもすぐ分かりますよね。

自社のブランドを把握しているからこそできた「文字なし」MONO消しゴム。これからまた何十年も愛されていきそうです。

ちなみにMONO消しゴムの「MONO(モノ)」の意味は「唯一の、無類の」という意味だそうで、まさに唯一無二のブランドということですね。

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この記事の筆者

デザイナー 芳村 明文

デザイナー 芳村 明文

カテゴライズしたらきっとデザイナーのはず。音楽(洋楽をジャンル問わず雑多に貪る)、欧米テレビドラマ(シットコム)が好き。時々バンド活動。

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