2015.08.11
2017.05.23
Webマーケティング
イメージが共有しやすくブレにくいペルソナ
ペルソナでググるとゲームの情報がたくさん出てきますが、そのことではありません。マーケティングのペルソナです。 マーケティングにおけるペルソナとはサービスや商品に対する詳細に設定された最も象徴的な顧客プロフィールです。
ホームページ制作時のペルソナもそれです。Webサイトの構築もペルソナを設定し、ペルソナに沿ってWebサイトを制作することによりプロジェクトのブレを防ぎます。
ペルソナを設定する理由
Webサイトは複数人が携わるプロジェクトであることが大半です。制作レベルだけで見ても、ディレクター、ライター、デザイナー、コーダー、プランナー等々、ビジネス用途で制作されるWebサイトが一人で制作されることは殆どありません。
まえがきと重複してしまいますが、そんな複数人が関わるプロジェクトでターゲットを曖昧にしてしまうと誰に向けられて制作されたサイトかわからなくなり、結果誰にも伝わらないホームページになってしまうことさえあり得ます。
そうならないためにも共通認識のターゲットであるペルソナを設定する必要があるのです。
ペルソナは個人の人生
ペルソナの設定は究極的には設定された人物の生い立ちから老後までのライフスタイルを設定することもあります。さらに顔写真を用い、人物像を明確にすることもあります。
ペルソナを設定するメリット
- クライアント、プロジェクトチームを含めイメージが共有しやすくブレにくい
- 意思決定がユーザー視点になるため主観に左右されにくい
ペルソナを設定するデメリット
- 時間(コスト)がかかる
- ペルソナの設定が最適でないと効果を発揮しない
すべての案件にペルソナの設定が当てはまるわけではありませんが、ペルソナの設定が新しい切り口に繋がることもありますので、Web制作者であれば知っておくべき知識のひとつだといえます。