なぜWordPressで簡単にホームページが更新できると言われているのか？！

Webサイトを簡単に更新するならWordPressってのがホームページ制作では定番です。しかしコンテンツを更新するのは結構手間がかかり、両手放しで「これは簡単だぜ！うへへへへ」と言えるものではありません。

では何故？WordPressで簡単にホームページが更新できると言われているのでしょうか？

WordPressでホームページが簡単に更新できる理由とは

何の理由もなく簡単に更新できるとは言われないですし、これだけの普及もしていないですよね。簡単だと言われるにはそれなりの理由があります。 　

WordPressを投稿することによるWebサイトの影響範囲

WordPressの投稿で記事を書くとWebサイトの様々な箇所が更新され、様々な処理が行なわれます。

• トップページ
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• 年別記事一覧
• 月別記事一覧
• カテゴリ一覧
• タグ一覧（利用した場合）
• 詳細ページ追加
• AMPページ生成（別途設定が必要）
• ナビゲーション
• xmlsitemapの更新（別途設定が必要）
• Pin通知
• RSS更新用のXML（無効にしていない場合）
• 構造化データ生成（別途設定が必要）
• SNS更新（別途設定が必要）

とまぁざっと思いつくだけでもこれだけの処理が1記事書く毎に行なわれます。 これだけの作業を手作業で行うと思うとぞっとします。これがWordPressで簡単にホームページが更新できる正体です！！

嘘です。あくまでもこれはシステムの側面であって、もし更新は簡単じゃないと思ってもWordPressを使うだけでこれだけの作業を自分で行わなくてもいいってことです。

記事の更新は最低限の学習コストで行うことができる

実際に記事の更新もHTMLを覚えて云々・・・よりも全然簡単に行うことができます。WordPressにはビジュアルモードとテキストモードの入力フォーマットが用意されており、ビジュアルモードではHTMLを意識することなく記事投稿が可能ですが、どちらの入力モードにもメリット、デメリットがあります。

ビジュアルモードのメリット・デメリット

ビジュアルモードのメリット

ビジュアルモードのメリットは言うまでもなくHTMLを意識することなく記事の更新ができることです。よくあるブログと同じ感覚です。

ビジュアルモードのデメリット

ビジュアルモードのデメリットは見た目で記事を更新してしまうために、HTMLの構文的に間違えた記述を行ってしまうかもしれないことです。

多くの場合は間違えた記述を行っても、それがSEO的なボトルネックになることはありませんが、最適化という面では推奨できません。

あと、ビジュアルモードのデメリットは不必要なタグが自動挿入されてしまうことがあり、それがレイアウト的に不自然な余白になることもあります。

テキストモードのメリット・デメリット

テキストモードのメリット

テキストモードのメリットは一度覚えてしまえばHTMLの構文的にも正しく更新が行え、意図しない見た目になることもありません。

テキストモードのデメリット

テキストモードではスニペットを使って入力を行うのが一般的ですので、タグを直接手入力で行うことはありませんが、ビジュアルモードに比べれば一手間増える印象です。

テキストモードの欠点を補う方法

マークダウン記法を覚える

マークダウン記法を覚えるとテキストモードでも手間なく記事を作成できます。マークダウンは簡単な入力規則でHTMLタグに変換してくれるナイスな記法です。

マークダウンはプラグインを使うかマークダウンが使える外部エディタで原稿を作成する方法があります。

ちなみに私も原稿作成はマークダウンで行っています。マークダウンについて詳しくはこちら。

WordPressは簡単にホームページを更新できるが更新方法は覚える必要がある

まとめるとそんな感じです。

• WordPressは簡単にホームページが更新できる
• 更新するには操作を覚える必要がある
• 入力方法にはそれぞれメリット、デメリットがある

必ず学習コストは発生する

どんな入力方法を選択しても必ず学習コストは発生します。入力方法を簡単にしたところで、効果的に記事を書くためには体系立てられた文章で制作する必要がありますので、それを覚える過程でどの入力モードもマスターできます。

何かを始めるには必ず学習コストが発生し何かを得るには何か行なわなければならないということに尽きます。