2019.09.18
Webマーケティング
いよいよ来年にせまる5G時代
最近5Gという言葉を耳にする機会が増えました。5Gとは「5th Generation」の略です。第5世代移動通信システムのことですね。アメリカや韓国ではすでに実用化されており、日本でも2020年には実用化されると予定です。
細かい通信技術がどう変わるかは知る必要はありませんが、現在私たちが使用している4Gと比較して以下の3つの特徴があると言われています。
- 通信速度が100倍以上になる
- 遅延が大幅に減る
- 同時接続数が増える
簡単に言うと高速で安定した通信がモバイル通信でできるということです。
これまでの通信の変化
ここで日本のモバイル通信がどう変化していったかをふりかえってみましょう。
最初のモバイル通信は自動車電話
1980年代に実用化された、1Gと言われる第1世代はアナログ通信の時代です。日本で最初のモバイル通信は自動車電話でした。まだこの時代は屋外で通話ができるというサービスで、インターネットはパソコンでも普及していませんでした。
i-modoが登場した第2世代
1990年代になると2Gと言われる第2世代の通信が実用化されました。アナログ通信だった1Gと比較して2Gではデジタル通信が実用化され、i-modoをはじめとするデータ通信も行われるようになりました。しかしこの頃はメールのやりとりなどが中心で、Webサイトをなどはあまり一般的ではなく、キャリア公式サイトなど各キャリアに紐づく形でWebサイトがありました。
スマートフォンが登場した第3世代
2000年代になると、3Gと言われる第3世代の通信が実用化されました。iPhone3Gを代表とするスマートフォンも発売され、ブラウザでWebサイトを見る下地ができてきました。
インターネットの主役第4世代
2010年代になると4Gと言われる第4世代の通信が実用化され、スマートフォンも一気に普及しました。WebサイトのアクセスもPC利用者をスマートフォン利用者が一気に抜き去り、モバイル通信でWebサイトを利用する時代になりました。
5Gの時代はどういう時代になるのか
これまで振り返った通り、モバイル通信は世代が変わるごとに私たちの生活に大きな変化をもたらしました。それでは5Gの時代になるとどういう変化が起こるのでしょうか。
先述の通り5Gになると、高速の通信をリアルタイムに、大勢でできるようになります。
また人間の五感の中でインターネットと相性がいいのは視覚と聴覚だと思います。
この二つをうまく利用したサービスを一つ紹介します。
これをマックスむらいさんが体験した動画がYoutubeにあがっていたので紹介します。
VR空間で好きな場所から臨場感あふれる音声とともに野球観戦をできる時代になるということですね。
ここまで大掛かりではなくても、より高画質画像、高音質音源、映像の通信が行えるだけでも可能性は非常に広がります。
来年いよいよ実用化される5Gを利用してどういったことができるか想像するだけでも楽しみですね。