2016.10.11
2020.01.06
Webマーケティング
必要不可欠!Webサイトでブランディングを行うため自社・顧客・他社分析
「ブランディング」と聞いたときにまず思いつくことが、大手企業がテレビCMなどを使って商品や会社をPRするというビジネススタイルを思い浮かべると思います。しかし、ブランディングは商品単価や企業規模、取り扱うサービス・商品に関わらず、全ての企業が取り組むべきテーマです。
近年は、 自社サービスだけでなく企業自体のイメージを訴求するなど、Webサイトやオウンドメディアを活用しブランディングに取り組む企業も増えてきております。
では、Webサイトでブランディングを実践するために何から進めていけばよいのか? それは、自社・顧客・他社の分析です。
ブランディングで必要不可欠な3つの分析
ブランディングを行うためには、まずブランド価値を感じてもらえるであろうターゲットユーザー像「ペルソナ」を設定し彼らのニーズを把握した上で、自社が提供できるサービスを見据え、他社との差別化ポイント(自社だけがペルソナに提供できる価値)を明確にする必要があります。
顧客分析(ペルソナ設定)
顧客の価値観やニーズについてを分析します。自社の商品やサービスに関わる一般的な顧客の動向を分析し、彼らの具体的な購買・使用行動などからペルソナを設定していきます。ヒントになるのは、これまで自社に寄せられた問い合わせや質問、過去の商談・営業ケースなどが挙げられます。
競合他社の分析
競合他社が市場の変化にどのように対応しているのか、新たな展開は?ライバルの分析は非常に重要なものとなります。製品開発、販売ルート、営業活動において、過去に引き合いとなった理由や原因、他社のWebサイトを見ることも有効なヒントを導き出せる可能性があります。
自社の分析
これまでの2つの分析を踏まえ、では自社は現在どのような状況にあるのか。どのような手を打つことができるのかを検討します。自社の強み・弱み、競合との比較、今後脅威と思われるもの…あらゆる角度から自社を見つめていきます。
ブランディング目的に限ったことではない分析の必要性
ブランディングは、競合他社との差別化を図るためにも必要不可欠なことです。例えば、価格競争が発生している場合、価格以外の要素で差別化を図らなければ、単純に疲弊してしまう可能性があります。
ブランディング目的に限らず、ターゲットユーザーに自社の魅力を継続的に感じてもらうためにも、自社・顧客・他社の分析を行ってみてはいかがでしょうか?