2015.12.10
2020.01.06
Webマーケティング
検索する地域によって順位が異なる地域性キーワードについて
お気付きの方も多いと思いますが、最近はスマホでGoogle検索をした時に自分の現在地付近の情報が検索結果に反映されると思います。Googleからの正式な発表は無いですが、Googleは検索する地域によって検索順位を調整するアルゴリズムを導入しているようです。
自分の居場所付近の施設が検索結果に反映される
例えば、スマホで「喫茶店」と検索すると…
検索時、私は「大阪市西区」に居ました。検索結果では、付近の喫茶店情報が検索結果に反映されています。
検索時の現在地の判別方法
スマホ
- GPS(位置情報共有を許可している場合)
- 携帯電話基地局(Googleマップ、位置情報共有を許可している場合)
- ロケーション履歴(設定を有効にしている場合)
- Wi-Fi接続
- ウェブとアプリのアクティビティ
- IPアドレス
パソコン
- インターネットのIPアドレス
- ロケーション履歴(設定を有効にしている場合)
- Wi-Fi接続
- 携帯端末と同じGoogleアカウントでログイン中の場合の位置情報
- Google ツールバーの現在地情報(設定を有効にしている場合)
- 最近検索した場所
- Googleの検索設定
このように、かなり色々な手段で現在地が判別されています。しかも精度がかなり正確です。ちなみに、Yahoo!検索も方法はGoogleと異なりますが、位置情報を判別しています。
地域依存性の高いキーワード
検索キーワードには、地域性が関係するものがあります。それは「大阪」や「神戸」と言った地名キーワードだけでなく、地域依存性の高い施設や商店などを指すものです。
例えば、
- 病院、皮膚科
- 水族館、映画館
- 喫茶店、居酒屋
- 駐車場
このように、ユーザーが地域で探すようなキーワードは現在地情報と絡んで検索結果に反映されます。
地域性を意識したサイト構築が重要
検索結果順位が地域によって異なる理由は、Googleがユーザーに役立つ情報を提供するためです。地域密着性の高いサービスをしている企業様にとっては、地域性キーワードの意識は非常に重要な要素です。地域別のページを構成したり、タイトル・見出しなどに地名を盛り込むなど、地域性を意識することをおすすめします。