2017.12.20

コンテンツSEO

Web担当者必見!EFOとはなんぞや?

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誰もが経験!フォーム入力時のイライラ

私たちが普段、ホームページを介して買い物やイベントへの申し込み、会員登録、資料請求などを行う際、必要不可欠なのが入力フォームへの入力です。
しかし、その入力フォームで以下のような体験をしたことはありませんか?

  • 入力項目が多すぎて問い合わせするのがめんどうになった
  • 送信のボタンと間違ってリセットボタンを押して入力内容が全て消えてしまった
  • どこにエラーがあるかわからず送信ができない
  • エラーメッセージが出たが、どこがエラーなのかわからない

こういった体験をしてしまうとユーザーはせっかくフォームまできたのに最後のアクションをせずにフォームから離脱していまいます。
こういったユーザーをできるだけ減らして、フォームをなるべくストレスなく利用してもらえるようにすることをEFO(Entry Form Optimization)と言います。

今回はこのEFOについて紹介します。

まずは自社のフォームを見直す

入力フォームはWebサイトのコンテンツの中ではもっとも重要なものの一つですが、意外と手が回っていないことがあります。
自社の入力フォームがストレスを与えやすい作りになっていないかを見直してみましょう。
下記にまずは見直してみるべき点をあげます。

ユーザーの目的をまず満たす作りになっているか

御社の入力フォームはまず、ユーザーの情報を聞く作りになっていませんか?
ユーザーの名前や住所、連絡先などを入力したあとに、ユーザーの目的を入力するような作りになっていませんか?
まずはユーザーの目的を叶えてから、御社が欲しい情報を入力するような作りにかえてみましょう。

例えば、問い合わせフォームならばまずは問い合わせ内容を入力する欄を設置してからユーザー情報を入力する欄を設置する、複数の資料を請求できるようなフォームならば、まずは欲しい資料を選択できる、来場予約をするフォームならばまずは希望の日程と場所を選択できるといったようにまずユーザーの目的を入力してからユーザーの情報を入力してもらうような作りにしましょう。

不必要な情報を入力するような作りになっていないか

入力フォームの入力欄が多いだけで、ユーザーは離脱してしまいます。入力欄はできるだけ減らして必要最低限の情報を入力してもらうようにしましょう。
以下のような状況でしたら入力項目を見直す必要があるかもしれません。

  • メールでのやり取りしかしていないのに入力フォームでは電話番号や、住所などの入力が必要
  • 特に分析などにも活用していないのにユーザーの誕生日や性別などの入力が必要
  • メールアドレスを二回入力する必要がある(※メールアドレスの誤入力などがあまりにも多いとかの場合はその限りではない)

ユーザーの入力に不備がある場合にすぐに気づけるか

たくさんの入力項目に入力し終わり、いざ送信ボタンを押した時にエラー文が表示され、入力のし直し。これだけでユーザーはもうめんどくさいとなって入力フォームから離脱してしまいます。
入力項目を一つづつ入力している段階で入力内容をチェックし、不備がある場合はその場でエラー文を出すことで、ユーザーへのストレスを軽減することが可能です。
必須の項目のチェックやメールアドレスの型のチェック、全角半角のチェックなどはユーザーの入力状況に合わせてリアルタイムでチェックする仕組みを導入しましょう。

ユーザーの入力の補助をできているか

入力フォームは減らすことを意識してもどうしても項目が多くなってしまいます。
その中でもできるだけユーザーが入力する項目を減らすために、入力を補助する仕組みを導入しましょう。

例えば

  • 氏名をユーザーが入力している時に自動的にふりがなが入力される
  • カタカナ指定の入力欄にふりがなで入力があると自動でカタカナに変換する
  • 郵便番号の入力をすると住所が自動的に入力される
  • ハイフンが不必要な電話番号入力欄にハイフンの入力があると自動で削除する
  • 全角で入力が必要な住所入力欄に半角の入力があった場合に全角に変換する

上記のようなものをよくみます。

まずはできるところから対策を

今回紹介したEFOに関してはすべてやれば完璧というものでも、これを必ずやっておかなければならないというものでもありません。
御社で運用するWebサイトに合うものを順番にできることからやっていくということが重要です。入力フォームの利月率が高いという方は取り組んでみてください。

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この記事の筆者

Webクリエイター 古川 徹朗

Webクリエイター 古川 徹朗

Webに関する様々な知識を身に付け、理論的な問題解決を常に目指す頭脳派クリエイター。

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