2015.12.03

2020.01.06

Webマーケティング

Googleアナリティクスのオーガニック検索で表示される「not provided」の正体

ルーペで調べものをする男性

Googleアナリティクスでオーガニック検索を調査しようとすると、「not provided」という表示が出てくると思います。Webサイト流入の元となった検索エンジンからの検索キーワードの調査は、Webサイト戦略において重要な調査内容となりますが、現状Googleアナリティクスで検索キーワードを明確に調査することは難しくなっています。

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では、この「not provided」の正体は何なのでしょうか?

not providedとは

not providedは「検索エンジンから検索キーワードの情報提供が無かった」という意味になります。現在のGoogleアナリティクスの仕様では、検索エンジンからのキーワード情報が取得できなくなりました。そのためGoogleアナリティクスで取得出来なかった検索キーワード情報は、集計結果にnot providedと表示されるようになりました。

なぜnot providedと表示されるようになったか

Googleでは、ユーザーが検索する際に検索ユーザーのプライバシーを守る目的で、SSL暗号化通信をするように仕様変更しました。その影響で、Googleアナリティクスがほぼ全ての検索キーワードを取得できなくなりました。
(一部、ユーザーのなんらかの環境要因でSSLが適用されず検索キーワード情報が取得できてしまうケースがあります。)

他の検索エンジンはどうか

googleだけでなく、Yahoo!検索についても2015年8月12日に段階的にSSLが導入されるとの発表があり、Googleアナリティクスでのキーワード集計は不可能になってきています。また、bingについてもSSLを試験的に導入したようで、今後有名検索エンジンからの検索キーワード集計はほぼできなくなると思われます。

not providedの対策

検索キーワードは、SEOなどのWebサイト戦略だけでなくユーザーが自社に求めているニーズを探るなどにも使える重要な調査です。なので、何らかの方法で代替の集計方法で対策する必要があります。その対策としては、「Google Search Console」の導入をおすすめします。

導入方法などについては、以前このブログで掲載しましたので参考にしてくださればと思います。

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この記事の筆者

ゼロワンアーススタッフ

ゼロワンアーススタッフ

大阪市西区のホームページ制作会社ゼロワンアースのスタッフです。Webに関することを中心に執筆しています。

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