2015.09.18

2020.01.06

Webマーケティング

そのアクセス数正しいですか?Googleアナリティクスのセッション設定で正しい数値を解析

ステップアップへの階段

Googleアナリティクスで解析したアクセス数は設定次第では計測数値にブレが生じます。正しい数値を解析するためにも是非「セッション」を設定して正しい数値を計測しましょう。

Googleアナリティクスのセッションとは?

Googleアナリティクスでの「セッション」の意味は、ユーザーがWebサイトを訪問してからページを回遊して離脱するまでの一連の流れのことを言います。ユーザーが同一Webサイト内のどのページを複数閲覧しても、セッションは「1」となります。

セッションのカウントについて

Googleアナリティクスでセッションがカウントされる条件は下記となります。

セッションがカウントされる条件

  1. 何も操作が行われない状態で30分以上(デフォルト設定)が経過した時
  2. サイト閲覧中に午前0時を迎えて日付が変わったタイミング
  3. Googleから訪問したあとに別のWebサイトから訪問するなど、参照元が変わった時

セッションがカウントされない条件

  1. 同一のデバイス、ブラウザでアクセスしている
  2. 同一の計測タグが埋め込まれた同じWebサイトにアクセスしている
  3. 上記2つの条件を満たした状態で、30分以内(デフォルト設定)にサイト内を回遊している

セッション持続時間の設定について

Googleアナリティクスのセッション持続時間はデフォルトで「30分」に設定されていますが、この持続時間設定は最小1分~最大4時間までの間で変更することが可能です。

セッション持続時間の設定・確認の変更方法

アナリティクス設定>プロパティ>トラッキング情報>セッション設定
から行います。

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セッション持続時間を設定・確認するメリット

例えば、動画を長時間閲覧するなど何も操作しない状態が続くWebサイトの場合、セッション持続時間設定が短かければ途中でセッションが切れて、意図しない計測がされて数値が狂ってしまう恐れがあります。このような場合はセッション持続時間を長めに設定することで、意図しない数値の計測を最小限に抑えることができます。

Webサイトの目的や分析する方向性によってセッション持続時間を見極めて設定することをおすすめします。

Googleアナリティクスの解析を引き継いだ場合は要注意

既に数値計測が進んでいるWebサイトの分析を引き継いだ場合、Googleアナリティクスのセッション設定がデフォルトから変更されている場合があります。前述したように、セッション設定のセッション持続時間が「30分」と「1時間」では、計測されるセッションの数値が変わってきます。

セッションの正確な数値分析を行うためにも、はじめて分析を行うWebサイトは、Googleアナリティクスのセッション設定からセッション持続時間をあらかじめ確認しておいた方が良いでしょう。

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この記事の筆者

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大阪市西区のホームページ制作会社ゼロワンアースのスタッフです。Webに関することを中心に執筆しています。

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