2016.02.23
2020.01.06
Webマーケティング
GoogleがPC検索結果右側にある広告の表示を廃止
日本時間の2月20日頃から、PCでのGoogle検索結果右側に表示されていた広告表示を廃止するように、検索結果に大きな変更を加えました。今回の変更は日本を含む全世界の検索が対象となっており、順次適用されているようです。
※変更の適用が実施中の段階なので、ブラウザや検索ワードによってはまだ広告が右枠に表示されます。
目的はPC検索とモバイルの検索結果表示を統一させるため
今回Googleが右側広告を廃止した目的としては、PCやスマホなどユーザーが検索に使うデバイスが多岐に渡ってきたため、Googleとしては検索結果をデバイスを問わずなるべく同じ表示を提供したいという思いがあるためと予測されます。
スマホでは画面の右側に広告を置くスペースが作れないため、今回の変更はPC検索がモバイル検索に合わせた形となります。
モバイル検索がPC検索を超えたことも理由の一つ
昨今、モバイル検索数はPC検索数を超え、検索デバイスはモバイルが主流となってきています。そのため、モバイルを標準デバイスと捉えられるようになったことも理由の一つと考えられます。
インターフェースはモバイルが中心に
今後、Googleが新たな機能を追加する時は、まずモバイルインターフェースが中心となり、その後PCに移行する流れが出来そうです。今回のようにモバイルに合わせた方が、後にPCにも反映しやすくなります。
モバイルファーストの流れは検索結果とて例外ではなくなってきています。今後、ますますモバイルファースト化は進みそうです。
表示の例外
検索結果右枠に表示が残るものが2つあります。
- PLA広告(Product Listing Ads)
- ナレッジパネル
PLA広告(Product Listing Ads)
「商品リスト広告」とも呼ばれます。たとえば「USBメモリ」と検索すると、そのキーワードに則した商品の画像、品名、価格が表示される広告ボックスのことを指します。
ナレッジパネル
検索キーワードを元に、そのワードの説明をより詳しく表示させるものです。著名人や食材・食べ物のキーワードで検索すると、そのワードにまつわる詳しい内容の説明がウィキペディアから引用される仕組みです。