2018.01.12

Webマーケティング

時代は静止画から動画?リップシンク(口パク動画)てなに?

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毎年、その年の世相を象徴する言葉を選び、発表される流行語大賞。2017年度の年間大賞の一つに「インスタ映え」が選ばれたことはまだ記憶に新しいところですが、今年2018年のSNS界隈はどうなっていくのでしょうか。

実は今App Storeで無料アプリベスト10に入り続けているアプリがあります。10代の若者を中心に利用者が多く、Instagramを超える存在になるのでは?といった話もチラホラと出てきているそのアプリとは…

「Tik Tok」を始めとするリップシンク(口パク動画)アプリです。

実はこんな記事をTwitterで見かけまして、一体どんなものなんだろうと思って調べてみた次第です。

リップシンクアプリてなに?

何をするアプリなのかというと、好きな音楽に合わせて、自分が歌っているかのように口パクしている動画を撮影できるアプリです。最近では有名人の発言を口パクする「なりきり」動画も人気のようです。直感的に手軽にPVのような動画を作成できることは大きな魅力かもしれないですね。

また人気がある理由に、SNS機能があることがあげられます。自分の作成した動画を投稿したり、また他者の動画を閲覧して楽しんだり。実際にはアプリ内にとどまらず、YouTubeなどの動画配信プラットフォームや、Twitterなど各種SNSも駆使して配信しているユーザーも多いようです。

人気のリップシンクアプリ

現在リリースされているアプリから、特に名前を目にすることの多い3つのアプリをご紹介します。

「Dubsmash」

2014年にリリースされたこのアプリは、海外のセレブや芸能人が多く愛用しいちはやく動画を配信したことから、リップシンク人気の火づけ役と言われています。好きな曲を選んで音楽と一緒に撮影するだけと、極限まで操作をシンプルにしたところが人気の一つのようです。

「Musical.ly」

洋楽中心で海外のファンが多い「Musical.ly」は、13歳~24歳の女性をメインターゲットとしています。
操作方法は基本的には「Dubsmash」と同じですが、スピードを調整できる機能など編集機能が充実していることが特長で、ミュージックビデオ風の動画作成に特化した見せ方ができると人気です。

「Tik Tok」

現在「Musically」と双璧をなす人気の「Tik Tok」。「Tik Tok」を運営しているBytedance社が2017年11月に「Musically」を買収したため、実は運営元は同じなのですが、こちらのターゲットはシンプルに「若者層」。 「Musically」より使いやすく初心者向けと好評のこのアプリですが、映像をズームイン・ズームアウトさせたり、動画の一部にエフェクトをかけたりする機能もついており、特に日本の愛用者が多いが特長です。

リップシンクアプリは2018年のトレンドとなるのか?

ではリップシンクアプリが今後SNSとして広がってゆくのかというと、ちょっと問題を感じます。

まず動画は音楽、音声とは切っても切れない関係にあるため、閲覧する場所、環境が限られます。

また、10代の利用率が高いのも問題として挙げられます。若年層をターゲットとした人気は爆発的なスピードで広がりを見せますが、一過性で定着が難しく、移ろいやすいのが特長です。

またInstagram、Twitter、Facebookのようにユーザーの年齢層に幅が少ないため企業が参入するのは難しく、出来るとしても職種が限られそうですね。

ちなみに弊社の女性に聞いてみたら…

「楽しそうですね。やってみたい」

「音痴であるがためにカラオケで歌うことすらはばかれる人間にとって、夢のような話です」

「まあ口パクですけれど」「たったの15秒ですけれど」「恥ずかしくて配信なんてできませんけど」

…やりたいのかやりたくないのか分かりませんね(笑)

女心と冬の空。ちょっと私も興味が湧いてきたかな…(笑)

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この記事の筆者

デザイナー 芳村 明文

デザイナー 芳村 明文

カテゴライズしたらきっとデザイナーのはず。音楽(洋楽をジャンル問わず雑多に貪る)、欧米テレビドラマ(シットコム)が好き。時々バンド活動。

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