2016.09.23
2017.05.15
Webマーケティング
Webサイトの集客はシンプルな考え方からスタートすべし
すでにWebサイト運用の経験が豊富にあり、常に自社のWebサイトと向き合っている状況の担当者がさらにさらにアクセス数アップを目指す場合、多種多様な知識や広告やサービスの検討が必要となります。
しかし、今まで本格的に運用を行っていなかったサイトに対してアクセスアップを行う場合、まず何から行えばよいのかわからなくなってしまうのではないでしょうか。
Webマーケティングも時代と共に成長し、年々新しい考え方やサービスが出てくるためこれから運用を始める方は取捨選択だけでうんざりしてしまい、結果として運用をやめてしまうという悪循環に陥りがちです。
そこで当社では難しく考えず、まずは継続可能な運用を始めることをお勧めしています。
はじめはSEOすら意識する必要はない?
アクセスアップというと「なんでもいいからSEO」という風潮の時代が存在しました。 SEO対策とは検索エンジン最適化のことで、つまり狙ったキーワードで上位表示させアクセスを集める手法を指します。
私はゼロワンアースを立ち上げる前はSEOを売りにした制作会社に勤めていたのですが、当時は「順位を上げればなんでもあり」という時代で「まじめにWebサイトを作成しまじめに運用」していても、「検索順位はまったく上がらない」という暗黒時代でした。
私の勤めていた会社は比較的クリーンなSEOをしていましたが、それでも検索エンジンを騙すようなグレーな処置は少なからず存在していました。このようなグレーなSEO対策のことをブラックハットSEOと呼びます。
しかし時代は変わり検索エンジンの技術が進化したことでブラックハットSEOを施したサイトは検索から除外されるといったペナルティーをうけ、ブラックハットSEO全盛時代は終焉を迎えました。
検索エンジンを騙すようなSEO対策は今となってはリスクしかなく、行う必要はないのですが逆にGoogleが公式に公開している情報をもとに検索エンジンに評価してもらいやすい構造のWebサイト制作や運用といった形でSEOを行うことが主流となっています。このようなクリーンなSEO対策をホワイトハットSEOと呼びます。
近年ではWebサイト制作は当社のような制作会社に外注し制作することが一般的ですので、サイト内のSEO対策は制作時に行っておけば概ね問題ないと思います。
そういった観点でいくと自社の運用で昔のようにテクニカルなSEOの手法にアンテナを張り巡らすといったことは不要となります。不要というと乱暴に聞こえるかもしれませんがそこにリソースを割くのであれば情報発信にリソースを使ったほうがアクセスアップにつながる可能性が高くなります。
運用の要は情報発信
検索エンジン(Google)は常にユーザーに新鮮で有益な情報を発信しているサイトを評価し上位表示させるために日々技術開発を行っています。 そのため集客で行うためにまず始めることは定期的にターゲットに対して有益な情報を発信することとなります。
そうなるとこれまで運用してきたコーポレートサイトと根本的に定義が変わってしまうことにお気づきでしょうか。
基本的にコーポレートサイトはその会社が伝えたいことを一方的に発信するためのもの。 例えるならば会場で行う会社説明会といった役割となります。
しかしユーザーに有益な情報を発信するとなると、個々のユーザーが何を求めているのかを考えそのアンサーを発信する必要があります。これは会社説明会というよりは営業マンが1対1で行う商談といった印象が近いと思います。
この観点で日々情報発信する仕組みを構築し運用することで1年後、2年後に大きなアクセス数となり、 Webサイトが会社の資産となります。
情報発信するサイトはどのように準備するべきか
乱暴な言い方をするとブログのような媒体が最適です。 しかし会社として運用し、情報を資産として蓄積していくと考えると無料のブログサービスでは役不足です。
そこで当社がお勧めしているのがオウンドメディア。
オウンドメディアは自社で情報発信するために特化して構築しており、効果がでやすため導入企業が爆発的に増加しています。
すでにあるコーポレートサイトにオウンド機能を持たせるといった方法もありますが、当社では先ほど例に挙げた「コーポレートサイトは会社説明会」、「オウンドメディアは個別の商談」といった具合に役割を明確にわけ個別に運用することをお勧めしています。
このオウンドメディア構築と自社で運用していく力を身に着けていいただくためのコンサル型運用サポートのパッケージ(月額5万円~)を近日中に正式リリース予定ですので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。