2017.03.08

2017.05.24

クリエイターの日常

ヤマト運輸のライフはもうゼロよ!悲鳴を上げた配送業界の今後の行く末は

バッグの中に黒猫

Amazon、よく利用しています。便利ですよね。しかもプライム会員なら送料無料の商品が多数。さらに在庫や時間帯次第では翌日配達も。しかし便利なものには必ず歪みが生じてきます。そんな中こんな記事が。

もう無理ー…。てことですね。

佐川急便が音を上げ撤退し、2013年から引き受けたAmazonの配送を始めたのが原因ってのは素人目に見ても分かります。我が家も3日に一度はヤマトさんが来ます。その殆どはAmazonからの荷物。街角で止まっているトラックの中や、荷車?で横断歩道を渡るスタッフの荷物を見てもAmazonマークのダンボール。

あーやっぱりなー。でも定期昇給やベアくらいでこの状況は変わらんだろと思っていたら…

内容は「送料値上げ」「正午~午後2時指定、午後8時以降の配達の廃止」「再配達有料化も検討」…etcです。

まーそうなりますよね。ボランティアじゃないんですから。

Amazonの本拠地、アメリカではどうなのか

米国はどうなのかというと、Primeは「2日後配達」になっているが、正確には「2~3日後配達」だ。それすら厳守されず、天候不順やホリデーシーズンでもないのにAmazonから突然「予定よりも荷物が遅れています」メールが届くことがある。そのメールが送られてきたら、さらに2~3日の遅れを覚悟しなければならない。 じゃあ、Primeに年額99ドルも支払う意味ないじゃないと思うかもしれないが、もしPrimeでなかったら、注文した商品が届くのが一週間後になったりする。それに比べたら2~3日後配達のPrimeは素晴らしいし、2~3日以内の配達であってこそAmazonが本当に便利なものになる。だから、Amazonを便利に使うためのお布施のように、私は年額99ドルのPrimeメンバーシップを払っている。

記事を読むと、なるほど、サービスの質そのものが「まあ、宅配なんてそんなものよね」て位置づけなのでしょうね。今までの配送サービスに比べたら、今の状況なんて天国みたいなもの、ってことでしょうか。

真面目な日本人気質から生まれた親切、丁寧なサービスからのほどよい脱却をユーザーもするべき

「バカまじめ」って某郵◯局(このキャッチコピーあまり好きでない)じゃないですが、この状況を変えない限り配送業者は破錠するでしょう。配送業者自体の改変ももちろんですが、ユーザー自体の「こんなのやって当たり前」を変えていかないと駄目な気がします。だからといってアメリカのようにすればいい、というわけではありません。人付き合いと同じように「いい距離感を保って利用」できればいいなと思います。

ユーザーとして出来ることもやっていくべきです。例えば…

  • メンバー登録をして到着がメール配信で事前にわかる&配送時間が変更できるサービスに加入する
  • 配送業者のアプリがあるなら利用する
  • コンビニ受け取りや最寄りの営業所で受け取りをする
  • 宅配ボックスを設置できる場所があるなら利用する

これするだけでも随分変わると思います。

個人的には値上げも再配達有料もOKです。翌日に届けてくれなくてもいいです。

結論としては、今までのサービスを望むのであれば、ユーザーもそれなりの価値を支払うべきかなと思います。

最後に

いつもインターホン2回たて続けに押すヤマト運輸のおっちゃんへ。

聞こえてるから(笑)

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この記事の筆者

デザイナー 芳村 明文

デザイナー 芳村 明文

カテゴライズしたらきっとデザイナーのはず。音楽(洋楽をジャンル問わず雑多に貪る)、欧米テレビドラマ(シットコム)が好き。時々バンド活動。

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