2016.01.04
2020.01.06
Webマーケティング
Googleアナリティクス計測から関係者アクセスをブラウザで除外する方法
Googleアナリティクスは、Webサイトにアクセスしたユーザーを計測してくれますが、関係者からのアクセスも計測されてしまいます。Webサイトのアクセス母数にもよりますが、頻繁に自社サイトにアクセスを重ねると、純粋なユーザー動向が計測できずアクセス解析に支障が出てしまう可能性があります。
そのため、早い段階で関係者のアクセスを除外する設定を施すことをおすすめします。今回は、ブラウザのアドオンを導入して除外する方法をご紹介します。
オプトアウト アドオン導入方法
下記URLのWebサイトに、アドオンを導入したいブラウザを使用してアクセスし、「Google アナリティクス オプトアウト アドオン」をダウンロードします。
https://tools.google.com/dlpage/gaoptout?hl=ja
対応ブラウザは以下です。導入したいブラウザ個々にアクセスしてください。
- IE8~11
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
- Opera
ブラウザ事にアドオンの導入方法は異なりますので、導入方法が分からない場合はそれぞのブラウザのヘルプなどを参照してください。
オプトアウト アドオンのメリット
1.導入が簡単
端末ごとに個々でアドオンを導入する手間はありますが、複雑な導入設定は必要ありませんので、比較的簡単に導入できると思います。また、複数のブラウザでサイトチェックを行っていない限りは、メインで使用しているブラウザ以外は無理に導入する必要はありません。
2.アドオンのバージョンが最新に保たれる
アドオンの自動アップデート設定をしておけば、Googleがブラウザのサポートを外さない限りはこのオプトアウト アドオンは常に最新の状態を維持してくれます。
3.導入しておけばIPアドレスが変更しても継続して対応可能
社内のIPアドレスが変更しても、ブラウザアドオンのため環境に左右されること無く、継続して対応が可能となります。
どうしても除外できないものもある
現時点でどうしても計測除外できないものは、スマートフォンやタブレットのブラウザ、オプトアウト アドオンのサポート対象外ブラウザからのアクセスです。これらのブラウザにオプトアウト アドオンやそれに変わるアドオンがあれば除外できますが、どうしてもブラウザに依存してしまいます。
特定IPアドレス指定除外との違い
もし社内のIPアドレスが固定であれば、IPアドレス指定除外をGoogleアナリティクスのフィルタ設定に施す方が社内一括で除外が可能となります。しかし、社の環境が変動であればその設定は不可能となります。
社のIPアドレスが固定なのか変動なのか、そもそも社内のIPアドレスって…?
場合によっては調べるのも大変かと思います。
将来的にIPアドレス除外を導入する場合でも、今回ご紹介したオプトアウト アドオンの導入のほうが、複雑な設定も必要なく手っ取り早く導入できることが大きなメリットだと思います。まずは取り急ぎ、周辺の関係者を中心にオプトアウト アドオンを導入されてみてはいかがでしょうか。
※セキュリティポリシーなどの社内規定で、ソフトウェアのインストールを制限されている場合があります。導入には社内規定を最優先にしてください。