2017.02.10
2017.07.05
Webマーケティング
ホームページ制作会社を選ぶときに知っておいてほしいこと
ホームページの新規制作やリニューアルをする際、専門業者に依頼することが当たり前の時代となりましたが、皆さんはどのような基準で業者選定をおこなっているでしょうか。
すでに繋がりのある業者がある場合を除くと以下のような基準が判断材料となることが多いと思います。
- 価格
- 提案力
- クオリティー
- 所在地
- 納期
など
今回は業者選定で意外と見落としがちな創業年数について考えてみたいと思います。
創業から廃業、WEB業界は企業生存率が高くない業種
ホームページ制作業は参入障壁が低い事業であるためかなりの数が乱立しています。
制作会社と継続的なパートナーシップを必要としないケースではそこまで気にする必要はないかもしれませんが、 しっかりと信頼関係を構築しパートナーとして共存共栄を目指したい場合は、創業年数は気にしておいて損はありません。
企業の生存率をネットで調べてみると
- 創業5年での生存率は約15%
- 創業10年での生存率は約6%
といった情報がでてきました。
これは国税庁のデータをもとに算出されたとされていますが、 そのデータ自体がどこにあるのかが不明確なため都市伝説ともいわれています。
しかし、Web業界に限定するとそれほど間違った数値ではないと感じています。 実際当社に相談頂くお客様の中に「取引していた業者が倒産したので」というケースは少なくありません。
そう考えると創業5年未満の会社は倒産するリスクが高いと認識したうえで、取引したほうがよいと思います。
創業年数の長さだけで判断するのは危険
当社は2005年1月に個人事業とし創業し2008年8月に法人なりしています。
先ほど創業5年未満は倒産リスクが高いとお話しましたが、 当社を含めそれをクリアしている企業に関しても注意が必要です。
Web業界は他の業界に比べて目まぐるしい速度で進化していることから、 その速度を犬の成長に例え「ドッグイヤー」と呼ばれています。
ある程度創業年数を積み重ね生き残っている企業は安定経営の基盤を築いている可能性が高いですが、 それに伴い「成長を止めてしまう」という事態が起こりやすくなります。
つまり新しい技術や考え方を取り入れることに消極的となり、これまでのやり方で現状を維持しようとする力が働きやすくなります。 この力が大きくなりドッグイヤーについていくことができなくなると、結果として業界で淘汰されてしまいます。
成長が止まっていないかを確認することはなかなか難しいかもしれませんが。制作事例に対して「新たに取り入れたデザインコンセプトや技術を確認」してみるのも一つの方法だと思います。