2016.06.09
2020.01.06
Webマーケティング
継続こそ力なり!オウンドメディアを継続させるために、まずは押さえたい3つのポイント
オウンドメディアの成果が現れてくるまでには、業種や運用内容によって期間に差はありますが、半年間以上ある程度の期間を持って打ち出したコンテンツを分析しながらPDCAサイクルを回すべきものです。しかし、即効性のあるメディアではない性質から、早々と止められてしまうケースがあります。これは大変勿体ないことです。
オウンドメディアは継続運用してこそ、徐々にその成果が見えはじめるものです。今回は、オウンドメディア運用を継続していくためにまずは押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
まずは押さえておきたい3つのポイント
あまり多くのポイントを打ち出してしまうと、体制を整える事だけで疲弊してしまうので、まずは3つに限定します。
- 情報源を見つけ、社内で共有する
- 誰がいつ何を発信するのかを決め、連携する
- 達成出来そうな目標を掲げクリアしていく
1.情報源を見つけ、社内で共有する
まずはコンテンツの元となる情報源を見つけることです。業界紙やユーザーからの問い合せ情報の蓄積、Web上に流れる情報サイトなどをピックアップし、それらを追いかけていくことが有効です。そして、見つけた情報源を社内で共有し合うことで、担当者ごとに打ち出すコンテンツの方向性を決めたり、役割分担も明確となるため非常に有効です。そして何よりも、情報に対する話題が膨らみ新たなコンテンツの創造にも繋がります。
Webを使った情報収集
Web上での情報収集には、「Pocket」や「Feedly」などのアプリ・サービスが便利です。
Web上の気になるニュースやブログ記事を「Pocket」に保管しておくことができます。
情報サイトとしてマークしたいWebサイトを登録しておけるRSSリーダーです。更新情報をすばやくキャッチできます。
2.誰がいつ何を発信するのかを決め、連携する
オウンドメディア運用が止まってしまう要因の一つとしては、「誰がいつ発信するのか」がうやむやとなり、いつしか誰も情報を発信しなくなってしまう…というケースがあります。それを防ぐためにも、「誰が」「いつ」「何を(どんな情報を)」発信するのかを明確に決めることが重要です。
そこで、曜日ごとの当番制を引いたり、打ち出すコンテンツ内容をリスト化したカレンダーを作るなど、「誰が発信するのか」を明確にすることで、各担当者にも意識が芽生えやすくなると思います。
担当間で連携を図る
本業の忙しい最中、なかなか予定通りに発信出来ないこともあると思います。そのようなときは事前に代打を立てるなど、担当間で連携することが継続の秘訣となります。
達成出来そうな目標を掲げクリアしていく
「目標」となると、どうしても大きな目標を打ち出しがちです。例えば、「Webからの売上げを○○万円に倍増!」などがそれです。こういった、達成できる見込みが見えにくい漠然とした目標は、オウンドメディアには不向きな上、継続運用の妨げになる可能性があります。
オウンドメディアは数値を分析し、その改善を繰り返し運用して行くメディアです。先ずは身近な指標(KPI)を複数打ち出し、それらの達成を積み重ねていくことが重要となります。
身近な指標の例としては、ユーザーの動向を見ながら
- 「サイトアクセス数を○%増やす」
- 「月間の平均問い合せ件数を○件にする」
などです。
「失敗」は失敗ではなく「次への財産」
オウンドメディアは、ただ長く継続すれば良いというものではありません。打ち出したコンテンツの方向性の誤りや失敗を恐れずに、試行を重なて改善することで成果が表れてきます。そもそも失敗では無く、蓄積できたデータが次の展開における貴重な情報となり得ます。その貴重な情報は、継続して運用することで初めて得られ、蓄積していきます。
もし、「成果が出ないから止める」とお考えなら、少しお待ちください!
一度振り返り、オウンドメディアの運用を見直されてみてはいかがでしょうか?