2015.09.24
2020.01.06
Webマーケティング
Googleアナリティクスで注意! デフォルトのビュー設定には手を付けないススメ
Googleアナリティクスを導入すると、デフォルトですべての数値を計測するビューが作成されますが、このデフォルトのビューには何も設定を加えずにマスターデータとして残し、Webサイト解析用のビューは新規で作成して設定を加えていく事をおすすめします。
デフォルトのビューを残すメリット
Googlaアナリティクスではこのようにビューにフィルタ設定を加えることで様々な数値を計測することができますが、何も設定を加えないデフォルのトビューを残しておくメリットは大きく2つあります。
1.純粋な計測数値を残しておくため
デフォルトのビューは、「PCからのアクセスのみを計測」などフィルタで調整されていない生のデータを計測してくれます。しかし、このデフォルトのビューにフィルタを設定してしまうと、元のデータには二度と戻すことができず、純粋な計測数値がどういう値だったのかを確認できなくなってしまいます。
2.設定トラブルの原因を解明するため
Googleアナリティクスは無償で利用することができますが、原則自己責任で利用するもので、もしビューの設定に間違いやトラブルがあった際は自己解決しなければなりません。そこで、デフォルトのビューを残しておけば、元データとの比較から設定トラブルの原因解明ができるようになります。
新規ビューを作成する方法
新規ビューを作成するには、Googleアナリティクスの編集者権限が必要になります。また、ビューはデフォルトのビューを含めて最大25個まで作成できます。
アナリティクス設定>ビュー>プルダウンメニューから「新しいビューを作成」を選択。
Googleアナリティクスの「ビュー」とは?
Googleアナリティクスのビューとは、そのWebサイトの「誰が」「何を見るのか?」を計測するために設定する単位のようなものです。
例えば、「モバイルユーザーが」「広告からの流入でコンバージョン(ゴールに到達)した数値を見る」という流れをビューのフィルタなどを設定して計測します。
ビューのフィルタを設定することで、プロジェクトごとのコンバージョン数値を切り分けてよりわかりやすく計測することができるようになります。