2016.02.13
2020.01.06
Webマーケティング
コンテンツマーケティングの第一歩はKGIとKPIの設定
近年、Webサイトを利用したコンテンツマーケティングを取り入れる企業が、規模や業種を問わず増えてまいりました。
自社にとっての既存顧客や潜在顧客に、有益な情報(コンテンツ)を提供し続け、新たな接点を生み出すというマーケティング手法なのですが、明確な目的やゴールを見据えないまま「とにかくやらなければ」と始めてしまっては、思うような成果も挙がりにくく継続することも難しくなってしまいます。
まず最初にKGIとKPIを設定する
コンテンツマーケティングに取り組むにあたって、まず明確な目標指数「KGI」と、その実行度合いを測る項目「KPI」の設定を行うことが重要です。明確な目標があってこそ、取り組む体制・コンテンツ内容・ターゲット・そして分析する目線が決まってきます。
KGIの設定
コンテンツマーケティングを行って達成したいものは何なのか?
分かりやすい例えで行くと、「売上を伸ばしたい」という目標。Webサイトを通じていくらの売上を達成するかを目標値として設定します。
KGIを構成するKPIを設定
ただ闇雲に「○○売り上げる!」と目標を設定しても、それを達成するための根拠が無ければ、絵に描いた餅となってしまいます。KGIの設定はKPIとセットで行うことがとても大切です。
現Webサイトの分析や検索キーワードの調査から潜在顧客数を予測し、
アクセス数はどれくらい必要か?
コンバージョン率はどれくらい必要か?
という形でKGIを達成していくために必要なKPIの項目と必要指数を設定していきます。これらの設定を行うことで、「コンテンツ内容と手法はどうする?」という具体的な戦略立てをスムーズに行えるようになります。
KPIは定期的に見直しを
目標達成するためにうち立てたKPIは、定期的に見直すことが重要となります。実際にコンテンツを運用し定期的に達成度合いを測ることで、改善が必要なポイントがより明確になっていきます。運用と成果分析、そして改善というPDCAサイクルは、コンテンツマーケティングを行う上で非常に重要な流れとなってきます。
この流れを作るためにも、もし目標が漠然としている…、思うように成果が現れない…というようなことがあれば、まずは一度基本に立ち返り、目標設定を見据え直してみてはいかがでしょうか。