2016.10.31

2017.05.15

Webマーケティング

Vineサービス終了から考える上手なWebサービスとの付き合い方

まどろむ猫

先週日本でも若者たちにTwitterなどで非常に人気だった動画共有サービスの「Vine」のサービス終了が発表されました。
すでに制作された動画はサービス終了後も閲覧することは可能ですが、サービスの利用者にとっては突然のことだったでしょう。

しかしこの話対岸の火事ではありません。
Web業界は日々新しいWebサービスが提供される一方、
提供を終えるサービスも非常にたくさんあります。

ここで御社が利用しているWebサービスを考えてみてください。

  • YouTube、ニコニコ動画などの動画共有サービス
  • USTREAM、ニコニコ生放送、YouTubeLive、Twitchなどの動画ライブ配信サービス
  • アメブロ、ライブドアブログなどのブログサービス
  • 楽天、Yahoo!ショッピングなどのEコマースサービス
  • ぐるなび、HOT PEPPER、食べログなどの口コミ、クーポンサービス
  • Facebook、Instagram、TwitterなどのSNS

上記にあげたサービスがすぐに終了するというわけではありませんが、
企業がそのサービスを利用する上でのメリットとデメリットは常に意識する必要があります。

コストと依存度のバランスが重要

多くのWebサービスは導入コストと維持コストのトータルと自社での開発コストを比較検討し選択をされることでしょう。
Webサービスの多くは無料もしくは低コストで非常に高度なサービスを利用することができます。
またそのサービスがすでにもっているコミュニティーに対してプロモーションができます。これが大きなメリットです。
しかしWebサービスに依存しすぎて、もしそのサービスがなくなったら業務がなりたたなくなってしまったらそれは大きなリスクと言えます。

  • 集客の大半をあるサービスに依存してしまっている
  • あるサービスの売上が事業の売上の大半だ
  • 情報発信はあるサービスでしか行っていない
  • このサービスが終了してしまったらホームページすらなくなってしまう

上記のようなことに思い当たることがある企業は要注意です。
数年前と比べるとWeb関係のコストは大きく変わってきています。
特にホームページの作成やブログの運用などはそれほどコストをかけずに自社でも運用することが可能です。
サービス終了となるとかなり大きなことで現実味がないことかもしれませんが、
サービス内容の変更や維持コストの増加などは大いにありうることです。
一度自社が利用しているサービスを振り返って検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事の筆者

Webクリエイター 古川 徹朗

Webクリエイター 古川 徹朗

Webに関する様々な知識を身に付け、理論的な問題解決を常に目指す頭脳派クリエイター。

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