2016.04.28
2020.01.06
クリエイターの日常
マナーを守った正しい言葉で相手に仕事を「依頼」する
ビジネスシーンでは、誰かに何か仕事や物事を依頼する場面が多くあると思います。時には上司や取引先といった自分よりも目上の方にお願いすることもあるでしょう。そんな時、マナーを考えない間違った言葉を使ってしまえば、相手に不快な思いをさせてしまい、仕事もスムーズに進まなくなってしまう可能性があります。
そんな事態を防ぐためにも、マナーを守った正しい言葉使いで仕事を進めていきたいものです。
正しい言葉使いで仕事を依頼する
普段、身近にいる人にお願いするような言葉使いは、目上の方とのやり取りが多いビジネスシーンでは、ほぼ「失礼」となってしまいますので注意が必要です。
~をしてください。
「ください」が敬語のニュアンスなため一見丁寧に見えますが、目上の方に対する言葉使いとしては誤りです。
正しくは、
~願えないでしょうか。
「お願い」したいという旨を、相手の都合を考慮しつつお聞きするという使い方になります。
手伝ってもらえますか
この形だと、上からの目線での物言いとなってしまいます。
正しくは、
お力添えくださいますでしょうか
「力添え」に「お」を付けて丁寧な表現にした形を使います。「力添え」は手助けを意味する表現です。
お礼の言い方にも注意する
ご尽力いただき、感謝申し上げます
厚く御礼申し上げます
×助けていただきありがとうございます。
相手も忙しい中、自分を助けてくれたわけですから、感謝の言葉もマナー違反では締まりません。しっかりと丁寧な言葉で感謝の意を伝えましょう。
言葉の使い方は人を表すもの
特に、電話口やフロントに立つ役割の方は、言葉使いそのものが会社の顔となり、社会での振る舞いとなり得ます。新社会人の方々は特に、最初は不慣れな言葉使いで大変かもしれませんが、社会人である以上はマナーを考えた振る舞いに気を付けたいものです。
そして、私も含めてある程度社会に出て時間が経過していても、良識ある社会人として新社会人の方に笑われないように、言葉使いには気を付けていきたいものです。